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内省のすゝめ


こんばんは、日曜日が終わってしまいますね。
明日からまた人生に密着する日々が始まります。


この自粛の状況下ということもあり、基本的に土日は家に引きこもって本を読むなどして、自分自身と丁寧に暮らしています。

するとだんだん、普段は表に露見しないが自分自身に対して約束している大事なものを明確に思い出すようになってきます。

一般的には哲学とか美学と呼ばれるものですかね。

本当は自分はこういうことがしたい、という願望とかで、本当はあの時こうすればよかった、というような後悔とか、今までの自分が渦巻いて表出してきますね。

本当はこうありたいのだが、現実はこうなってしまっている。
というギャップが鮮明に見えてしまうと気が沈んでしまう人もいると思うので、あまり内省をしすぎることは個人的におすすめしません。


さて、やり過ぎは禁物ではあるものの、内省という行為は自分らしく生きていくための第一歩であるなあということは強く感じます。

ただ、内省により気づいたことを整理することが、一義的に重要なことであるわけですね。

■ "やりたいこと"と "できること"

例えば、よくあるのがやりたいこととできることを整理するというやり方です。

やりたいことというのは、自分が本能的にやりたいと思っていること。
できることというのは、今まで生きていく中で社会と折り合いを付ける中で獲得してきたスキルのようなものです。


自分の例で言うと、本当にやりたいことは、人間や自然の根本原理を知ることや、考えを理解してくれる人とコミュニケーションをとることで喜んでもらうこと、などです。

その動機が現実においても、結果として表出します。

根本原理を知りたいため、勉強が得意になる
人に対して本気で向き合って理解する、その結果人と人のハブになれる、などです。

ただややこしいのが、他人は結果として表出したものしか認識できないため、根本の動機に沿わずとも「こいつはこれが出来そうだ」と役割を与えてくることもあります。


例えば、人を深く理解すること望みますが、理解した結果その人をどうこうしようみたいな意思は別にないわけです。助けを求められた場合は除きますが。

ただ、側から見ると「じゃあリーダーできるよね?」というような形で人を率いるポジションを提示してきたりするわけです。実際に生徒会長をやったりといろいろ人を率いるポジションが降ってきましたね。今もプロダクトマネージャーというポジションにいるわけですし、なんか面白いですね。

でも、その中で生まれる現象が自分のやりたいことに沿わないと、苦労や苦悩という名前がつく感情が生まれてしまいます。

リーダーは天性的なポジションではないわけですね。
人の気持ちを仲介することは出来ますが、引っ張るのは別にやりたくないです。

むしろ、こうして自分の考えを野放図に、無責任に散らかすインターネットという媒体があって、それが世界の誰かに届く可能性があるという環境で執筆をすること自体が自分の天性のポジションである可能性はあります。

物書きだけで食べていくという選択肢もあるのかな、と思ったりはします。


あまり自分の価値観で人をさしにいくのは好きではないですが、理解してもらえるというのは非常に嬉しいことです。

記事という形で、自分の考えが表出しパッケージになったものを届けられるnoteというプラットフォームは素晴らしいです。

余談ですが、友人曰く以下の記事は自分の独自の考え方などが色濃く出ているという話でした。

改めて読むと、理想がありつつもも、現実を動かす強さを捨てないような傾向が自分っぽいなと思います。


■ やりたいことを磨きつつできることを増やす

やりたいことだけをやって生きていくのは素敵ではありますが、有り体に言うと現実はなかなか難しいわけです。

特に自分のような場合は物書きと言う仕事のみでやっていくのは、世間一般のニーズを考えても難易度が高いなと思ってしまいます。


なので、自分にとって現実的な選択肢としては、自分にとって興味のある分野を追求し、ちゃんと客観性のある言葉で表現し、それを人の役に立つ形にまで落とし込む努力をする、ここまでできれば上出来といったところでしょうか。


よし、明日からも誠意を持ってプロダクトを作っていく動機が出来てきたぞ!

と言うわけで、本日の日記はおしまいでございます。
この手の話は書き始めると永遠にかけますので。


こういう内容を書こうと思ったのも、過去の感情や体験を思い出させてくれる友人と話す機会が頻繁にあるのと、そのための時間が今はたっぷりあるからです。

皮肉にも、コロナによる自粛は内省が好きな自分には最高の環境を与えてしまっているのかもしれません。


あとは、未来を具体化していく作業ですね。一週間、全力で駆け抜けていきましょう。


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