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「天獄ディスコで再スタート」

再スタートお待たせいたしました。

菩化鳥が韻の悪魔に取り憑かれてしまったので救済するための一曲目。
初心に立ち返り転生のようなものをテーマに「天獄ディスコ」という曲が完成しました。

音楽から遠ざかり6年ぶりの楽曲制作。
菩化鳥の最終曲としてホロg(ホログラム)を出してしまっているので、正直音楽制作は別の名前でやった方がいいんじゃないかという考えも頭を過りました。

ただ、前回の記事にも同じようなことを書きましたが、少しづつ増えていく各動画サイトの登録者やコメントなどから再開を待ち望んでくれている方が少なからずいるということに対し、申し訳なさというのもあったのでまた菩化鳥としてやっていこうと思いました。

なので、この一曲目は再スタートの曲でもありますが、一度立ち止まり死んでしまった菩化鳥に対する鎮魂歌のようなものなのかもしれません。

結局、菩化鳥であることに変わりはないのですが、良い意味でなんか今までと違う菩化鳥だなと感じていただけたら嬉しいです。

▼活動再開についての諸々は前回の記事に▼

人の生死について

いきなりなんだ、大丈夫かという声が聞こえてきそうな気もしますが、今回改めて楽曲制作をするにあたり、一度の人生なんだしやりたいことをやるべきだという考えのもと、思うところがありなんとなく書き綴ります。

めんどくせえぞの方は読み飛ばしてください。

こういうご時世というのもありますが、ここ数年は命について考えることが多くなりました。

生きていれば常に死と隣り合わせ。
有り触れた生活を送っていると生きているということが当たり前のことになりすぎて、日常に突然放り込まれる「死」という現実は、やっぱりどうしても非現実的なものです。

家族、親族、恋人、友人、あるいはペットや著名人でも、様々な切っ掛けがその時々に命の尊さを教えてくれます。

その切っ掛けからなんとなくの死後の知識を頭に吹き込まれていくわけですが、そのなんとなくの知識のおかげで、死んだら天国やら地獄に行くだとか、幽霊やら星になるだとか、はたまた生まれ変わるだとか、そんな曖昧であやふやな嘘か実かも判らぬ見たこともない情景を、何故だか頭の中に都合よく思い描くことができます。
とってもファンタジー。

「死」の後にやってくる世界は生きているうちには経験のできない、解り得ないものだからこそ、人間のそうであって欲しいという信じる気持ちや願いが投影されたものなのかもしれませんね。

知り得る知識で知らない話をするのはとても滑稽で、誰も見たことのない世界の話をそれぞれが共通で認識できているって、とても不思議でいかれてて興味深いなと思います。

死に触れる機会はだいたい突然やってきてしまうわけですが、自分とその相手の間にあった言葉や温度は記憶として残り、思いを馳せるたびに声や空気さえも鮮やかに蘇るものです。

死は人に力を与えます。

人によってその力の受け取り方は変わってくるとは思いますが、残された人々に確実に何かしらの影響は与えているはずです。

忘れては思い出し、思い出しては忘れる。
そんな思いを胸に、ただただ自分の番がくるまで当たり前の日常は山あり谷あり続いていくのだなと感じています。

天獄ディスコとは

話を戻します。
天獄ディスコとは、天国と地獄とディスコが合体した造語です。

人生、楽ありゃ苦もあると。
あの世の天国か地獄に行く前に、この世は天国でもあるし地獄でもある。
それは環境や感情に左右されるただの虚像だけれども。

そんな天獄で暮らす我々の日常は、目を開いてから目を閉じるまでの積み重ねで構成されていて、それってなんだか自分だけに課せられた長い長い創作ダンスを踊ってるみたいだなと感じました。

起きるのもダンス。
歯を磨くのもダンス。
ご飯を食べるのも働くことも遊ぶことも風呂に入るのも寝ることも日常ダンス。

どうせ踊るならば楽しく踊りましょう。

悲しいニュースが多く耳目に飛び込んでくる世の中ですが、外でも内でも楽しいことは自ら探しに行きましょう。

踊っても踊らされても、それぞれのダンスを楽しんで。
首で身体でダンスダンス。

とまあ、長々と書いてまいりましたが、天獄ディスコは非現実的で滑稽で不思議でいかれた知らない世界のお話です。

天獄ディスコの公開日時

「天獄ディスコ」2022年12月9日(金)20:00
Youtubeにプレミア公開いたしますのでお時間ご都合よろしい方は是非お付き合い下さい。

プレミア公開終了後にニコニコ動画にも投稿します。
あとはちょっとしたお知らせもございますので当日までお楽しみに。

では、ひとまずこれにて。

菩化鳥

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