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はじめまして。菩化鳥です。


みなさんはじめまして。

菩化鳥(ヴォケドリ)と申します。

2010~2016年頃まで不定期にボーカロイドを使用した楽曲を投稿しておりました。

今からちょうど6年前の2016年11月にホロg(ホログラム)という楽曲の投稿を最後に音楽から遠ざかりましたが、再び楽曲の制作に取りかかることにいたしました。

別に誰に報告するような内容でもないので勝手にどうぞという感じでしょうけども、楽曲を改めて投稿するにあたり今思うことを記録のために書いておこうと思いました。

これまでのこと

その当時、最終曲と銘打った手前、引退!のような感じになってしまいましたが、その頃の自分は人生の岐路に立っておりました。

もともと曲も頻繁に投稿していたわけではなかったため、ひとつの区切りとして、引退ではなくあえて「音楽から遠ざかる」という言葉を用いたわけですが、音楽を制作していたPCがお釈迦になったことが起因となり、結果として遠ざかることを決断せざるを得なかったという状況でした。

PCを買いなおせばよかっただけの話ではあったものの、他にやりたいこと、やらなくてはいけないことが明確にあったため音楽に対する熱量が冷めていたのもありました。

これからのこと

今こうしてまた楽曲の制作に取りかかったのにもいくつか理由があり、やっぱり音楽っていいよなっていうのが一番の理由です。

また、今後新たな楽曲を投稿することもないであろう各種動画サイトの登録者数が少しずつ増えていくことに対しての申し訳なさもありました。

そんなことを気にすると切りがないのですが、人生一回と考えたときに、好きなものに好きなだけの情熱を注ぎこんで、悔いなくこの世を去りたいと思いました。

これはネガティブな感覚ではなく極めてポジティブな感覚で。

いつかどうせみんな死んじまうんだから、生きているうちに楽しんじゃおうぜっていう。

過去の楽曲とこれから作るであろう楽曲の根本的な違いに「楽しもうぜ」という呼びかける力を込めていくんじゃないかなと。

できればそれに巻き込まれていく人たちが増えてくれたら嬉しいなと。

今回再度投稿する楽曲について

9月末にTwitterに「YARUZO」と投稿したとき。
この記事を書いている1か月ほど前から制作に取り掛かったわけですが、デモ音源を数曲作り、1曲目をどれにしようかと考えていました。

デモの段階ではリズムとベース、ギターなどの上音を適当に配置して、メロディーと取り急ぎの歌詞をこれまた適当にのせます。

そこからその日その日の気の赴くままにそれぞれのデモが何度も形を変えていくわけですが、再出発ということもあり1曲目にはある程度勢いのある曲がいいよなと。

で、勢いのある曲がなんとか完成しました。

韻の悪魔

少し細かい話になりますが、音楽から遠ざかっていたここ数年、Twitterに度々ポエムのような気色の悪い文章を度々投稿していたのですが、あれは韻という悪魔に取り憑かれた菩化鳥が、一つの文章の母音を全部揃えて発したくなる奇病を患っていたものです。

母音というのは簡単に言うと言葉のアイウエオで、「ヴォ/ケ/ド/リ」の母音は「オ/エ/オ/イ」になります。

一文字を長く伸ばしたときに聞こえてくる音が母音です。
「ヴォ」だったら「Vo」で「お」
「ケ」だったら「Ke」で「え」という具合です。

例えば、「描き足そう明日を繋いじゃおう」という文章の母音は

かきたそう(あいあおう)
あしたをつ(あいあおう)
ないじゃおう(あいあおう)

と、「あいあおう」を3回繰り返した文章になります。
ちなみに、ありがとうも「あいあおう」です。

本来の韻の使われ方として句の終わりに用いられる脚韻が一般的に浸透しているように思います。

母音を揃えると言葉の響きが揃い、韻を揃えて発することを韻を踏むと表現しますが、適度に韻を踏むことで文章自体の耳ざわりも良く聞こえ方が気持ちよくなるわけです。

しかし、この韻の悪魔に取り憑かれて文章全踏みしている菩化鳥を救うためには、一度楽曲にして昇華しないといけないと考えました。

その結果、兎にも角にも終始韻を踏んで踏んで踏み倒す悍ましい韻まみれのキモ楽曲が誕生し、今回1曲目に投稿する楽曲になったというわけで、早くお披露目したい気持ち満々です。

ひとまずこれにて

この文章を書いている現時点では、楽曲自体は既に完成しており、マスタリングもほぼ終わっております。

当初一枚絵に歌詞だけのせて投稿する予定でしたが、曲が完成するにつれてより良い形で世に送り出したいという欲が出てきてしまい、結局動画の作成に着手してしまい終わりが見えなくなってしまう始末。

というわけで、心が折れてどこか諦め半分で動画を完成させて楽曲投稿する可能性が高いですが、11月中に投稿できればという気持ちで進めておりますので、お待ちいただければこれ幸い。

また思うことがあれば気休めに徒然と文章を記すと思います。

では、ひとまずこれにて。

菩化鳥

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