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Webtoon事業における、Webtoon翻訳会社を活用する場面とは

世界のみなさま、こんにちは。Webtoon(縦読みマンガ)・Web小説の翻訳を得意とする(株)ボイスルジャパンにて中の人をしております、youme ユーミーです。そうです、弊社にお問い合わせいただいたら一番に回答する、あの人です。

Webtoon事業やってます!という事業者の方とお話させてもらうと、制作と流通のダブルトラックで事業展開されているところが多く見られます。もちろんその比率は会社ごとに様々ですが、この記事ではWebtoon翻訳を利用する3つのパターンについてご紹介できればと思います。

パターン1: 海外作品(主に中国や韓国)の出版権を買い付けてきて、日本のプラットフォーム向けに配信するための翻訳(IPビジネス)

この場合は外国語→日本語へのローカライズが必要になります。

プラットフォーム(以下PFと表記 あえて書店とは呼びません)は自社運営のこともあれば、他社運営のこともあるのですが、今の感触では、PFを運営する会社さんからの翻訳依頼が多い印象です。

もちろんどちらからのご依頼でも弊社は大歓迎ですよ♪(ニコリ)
候補作品のピックアップができたくらいの時点で、ぜひご相談くださいませ。(ジャンルプリーズ! ※前回記事参照)

パターン2: 日本で作品を制作し、海外のプラットフォームに向けて配信する(グローバル展開)

この場合は日本語→外国語へのローカライズが必要になります。

作品の序盤部分を翻訳(海外PF営業用)

海外のPFに営業に行く際に(あるいは現地向けのエージェント/取次会社に依頼する際も同様)、到着言語で翻訳したデータを持ち込むことがあります。翻訳済みのデータを持ち込むことで、海外PFの担当者により具体的な作品掲載イメージをつかんでもらうことができるからです。

海外での配信が決まったら翻訳はどっちがやるの?

ちなみに海外PFでの掲載が決まった場合、配信(PF)側と制作のどちらが翻訳するかは条件交渉の段階で決まります。

特定PFでの独占配信の場合はPF側が持つことが多いですし、非独占配信で複数のPFに上がる可能性がある場合は制作側が費用負担してローカライズし、それを各PFにアップしていくという座組もありえます。

非独占の場合は制作側で翻訳したものを納品したほうが翻訳の質をコントロールできると言えるでしょう。同一作品に複数の翻訳が出回るのは後々のメディアミックス展開の時にいろいろ面倒なことになりますし。

繰り返しになりますが、弊社はどちらからのご依頼でも対応可能でございます(ニコリ) ストックが3〜4話分そろったタイミングでご相談くださいませ。

パターン3: 海外の出版社やクリエイター、スタジオと協業でWebtoonを作り上げていく際に付随する翻訳

協業する相手との言語が異なる場合には、コミュニケーションにも翻訳が必要です。ボイスルジャパンは特に日→韓・韓→日を得意としております。

1〜2作品でしたらインハウスで通訳・翻訳両方できる方を入れたほうが話は早いかもしれません。ですが、3作品以上になると飛び交う情報量だけでかなりキャパとりますので、専門の翻訳会社(とPM)を間にはさんだほうが肝心の制作活動により集中できます。

たとえば作業指示書・原作小説の翻訳(原作小説を海外の出版社から買い付ける場合)・絵コンテ・ネーム翻訳・キャラクターデザイン資料などの翻訳を行います。

制作に付随する翻訳も、弊社にぜひご相談くださいね(ニコリ)

というわけで今回は事業のタイプ別と、どのような方向の翻訳が必要なのかについて簡単にまとめてみました。

詳細についてはカジュアルMTGでご案内しますので、Webtoon翻訳に興味がある方は問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。オンラインでカジュアルMTGしましょう! ご連絡お待ちしております。

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