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鑿(のみ)の復元・錆取り・失敗

クエン酸溶液に100時間ぐらい漬けたら刃の部分がボロボロになりました。。。

もともと赤錆を取るつもりだったのですが、泡が出てる=反応が進んでるという認識でした。
なので泡が上がらなくなるまで続けるつもりだったのですが、いつまでも終わらず不安になったの引き上げました。
するとどうでしょう!

肝心な部分

泡が上がり続けていた=反応し続けていた部分が見事に溶けました。
左から2番目は全体的に泡が上がっていたのですが、使い物にならないかもしれないひび割れ具合。
左から4番目は一部だけ泡が上がっていたものですが、泡が上がっていた部分が凹んでます。
私も凹んでます。

結論から言えば赤錆落としでクエン酸に付ける場合には

  • 濃度に注意する

  • 漬け置きする時間に注意する

  • できれば溶液を染み込ませたキッチンペーパーで包む程度にする

を考慮したほうが良さそうです。
時間的には最大でも24時間までにとどめたほうが良さそうです。

表面が荒れるぐらいは想定していましたが、軟鉄と鋼の部分の接合が溶けるとか、鋼がぼろぼろになるのは想定していませんでした。
錆落としにクエン酸が有効なのは間違いないですが、扱いには注意が必要だと学びました。

漬けたもの全体
表(鋼が溶けてギザギザになってる;)

今回の品ですが、使えるか未知数なものの研いでみて実用に堪えるか確認してみます。

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