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鑿(のみ)の復元・研ぎ(その1)

DIY初心者が試行錯誤するシリーズ。 某フリマサイトで購入した格安の錆びついた鑿を使える状態まで復元する記事になります。 目次想定している手順としては5つです。 1.解体 2.錆取り 3.口金と桂の調整 4.組み立て 5.研ぎ 4.組み立ては柄がボロボロだったので保留になりました。 この記事は研ぎに関してです。 研いでみた結果なのですが、キャッチ画像の切刃(刃の部分)を見て分かる通り鋼の部分がなかったです。 道理で錆取りの漬け置きで傷が浅かったわけで。 とはいえ写真下側

    • 鑿(のみ)の復元・錆取り・失敗2

      クエン酸に漬けすぎてボロボロになった件の続編です。 一応24時間ほど油を付けずに置いていたものの錆びた様子がないので被膜は形成されたのかもしれません。 被害が大きすぎますが。 研ぐまでに時間がかかりそうなので念の為に油を塗りました。 それがキャッチの画像になります。 表面がデコボコになっていてヤスリみたいな状況で、スーッと濡れるはずのキッチンペーパーがボロボロになりました。 画像では読み取れない細かい傷が大量についているみたいです。 一方で比較的無事&ほぼ無傷みたいな

      • 鑿(のみ)の復元・錆取り・失敗

        クエン酸溶液に100時間ぐらい漬けたら刃の部分がボロボロになりました。。。 もともと赤錆を取るつもりだったのですが、泡が出てる=反応が進んでるという認識でした。 なので泡が上がらなくなるまで続けるつもりだったのですが、いつまでも終わらず不安になったの引き上げました。 するとどうでしょう! 泡が上がり続けていた=反応し続けていた部分が見事に溶けました。 左から2番目は全体的に泡が上がっていたのですが、使い物にならないかもしれないひび割れ具合。 左から4番目は一部だけ泡が上が

        • 鑿(のみ)の復元・錆止め加工(失敗編)

          DIY初心者が試行錯誤するシリーズ。 某フリマサイトで購入した格安の錆びついた鑿を使える状態まで復元する記事になります。 目次想定している手順としては6つです。 解体 錆取り 錆止め加工 口金と桂の調整 組み立て 研ぎ 解体と錆取りについては前回の記事を御覧ください。 この記事では錆止め加工について記載していきます。 材料入れ物:掃除などで使うポリプロピレン製のバケツにしました 水:ものが多いので0.8リットル 紅茶パック:スーパーで買える小分けタイプで

        鑿(のみ)の復元・研ぎ(その1)

          鑿(のみ)の復元・解体と錆取り

          DIY初心者が試行錯誤するシリーズ。 某フリマサイトで購入した格安の錆びついた鑿を使える状態まで復元する記事になります。 目次想定している手順としては5つです。 1.解体 2.錆取り 3.口金と桂の調整 4.組み立て 5.研ぎ この記事は錆取りを行うために金属と木製の部分を分け、錆を落として行く手順になります。 ちなみに購入した鑿はこんな感じ。 錆が少ないのもあるので、ひどいのが対象です。 1.解体錆落としの溶液につけるので、木の部分を外します。 境目がわかりにくい

          鑿(のみ)の復元・解体と錆取り