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羽生結弦 選手にとっての"圧倒的"の意味。

今回は「羽生結弦選手にとっての"圧倒的”の意味」です。
フィギュアスケートでオリンピック2大会連続金メダルの羽生結弦選手のコトバに注目しました。
圧倒的に強い自分でいたいと常に思っている

このnoteはVoicyの過去の放送の一部抜粋です。
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コトバのチカラ

さて今日は、「コトバのチカラ」という素敵なwebサイトから「フィギュアスケートの羽生結弦選手の言葉」を取り上げていきます。このサイト、当チャンネルを運営し始めてから、情報収集のために選手の名言/金言をリサーチすることが増え、ネットサーフィンしていた時にたまたま見つけたサイト。今年の5月にローンチしたのかな。

このサイト、選手の名言を取り上げているんですけど、すごくユニークなのが名言だけ取り上げるんではなく、その言葉を使った背景などもすぐに知れるようなページ構成になっている。なので、アスリートがその言葉を使った真意をより理解出来たり想像できたりします。もうわたくしのような、スポーツ好きにはたまらんサイトです。

そんな中で今日は、フィギュアスケートでオリンピック2大会連続金メダルの羽生結弦選手のコトバ。このコトバの裏側にある思いや背景を知ると、「手に入れたいものがあるなら絶対に必要な思考だな」と感じました。詳しくは次のチャプターから。

圧倒的に強い自分でいたいと常に思っている

羽生選手が2019年の取材で話したコトバだそうです。この言葉の背景には、このようなことを言っています。
「結局、勝ちたいのだと思う。(2018-19年シーズンの)いちばん大きな試合である世界選手権で負けてしまって、そこそこ自分も出し切れたと思う状態でフリーでも勝てなかった。
その悔しさが今、自分のモチベーションになっている。
その悔しさを、なんとか晴らしたい。圧倒的に強い自分でいたいと常に思っている」

この言葉で、「おぉー」と思ったんですけど、私がなぜ「おぉっ」思ったかというと2つあります。

①まず、「圧倒的」という言葉。ただ強いだけでは満足できていない、それを目指していない、もう圧倒したい!!圧倒的じゃない自分には我慢できない、そういう強い意志をとても感じます。
②そして、2つめ。この言葉を、そもそも発信しているということ。メディアに。これを言うことでのメリット/デメリット、普通に考えたらありますよね。普通に強いだけだったら、「あいつ圧倒的って言っていたのにその割には・・・ねぇ」みたいに思われたり。でも羽生選手は、そういうデメリット/リスクよりも、それを明言することで「そこに近づく/実現する」可能性が高まるメリット/リターンを取りにいっている。
これが素晴らしい。
ちなみに、この羽生選手のコトバはイチロー選手がプロフェッショナル仕事の流儀に出ていた時「プロフェッショナルって何ですか?」という質問を受けたときの答えにも通づるものがある。

ちょっと話がそれましたが、この言葉から「自分が本当にありたい姿をイメージすることの重要性」を感じます。ということを踏まえて今日残したい言葉はこちら。

「イメージできないことはマネージできない」繰り返し。

つまり、何か上手くいっていないな/課題だな、と感じているもの、それをうまく生かせようとするときって、その上手くいっていないとか、課題を生み出している原因を探りにいって潰そうとしますよね。でもね、そういう原因って自分ではうすうす分かっているはず。

それよりももしかしたら、その上手くいっていない状態を乗り越えた先にどんなメリットがあるのかちゃんとイメージできているのか?どのくらい解像度高イメージ出来ている?
考える方向性を、「原因ではなく、メリットやリターンに振り切ってを考えてみましょう!」ということを今日はお伝えしたい。

課題を特定するのはとても大事なことですが、そもそもそれを何の目的でやっていたのか?その先にどういう姿を描いているのか?これを想像するだけで、目の前の霧が少し腫れたりエンジンがかかったりするはず。ぜひ、イメージできないことはマネージできない、を踏まえて、マネージするために「上手くいった状態をイメージする」ここからやってみて下さい。

このnoteはボイスメディア Voicyの過去の放送の一部抜粋です。
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また、冒頭にお話したコトバのチカラはこちらです。



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