心と声は繋がっていることを伝えたい
人の声の魅力を初めて感じたのは、教会だった
オルガンと讃美歌が、うわんうわんと響き合って。
さっきまでただのおじさんだった人が、立ち上がって歌い出したら低音の響く良い声で。
幼児ながら、その空間にいて背筋がゾクゾクした。
小学校で合唱クラブに入った。
全員で本番に向けて本気の練習をしていると、また背筋がゾクゾクした。
これはなんなのか?と不思議だった。一人で歌っても同じようにはならないし、ちょっと手を抜いて歌っていると合唱でも同じようにはならなかった。
本気で歌っている時