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心と声は繋がっていることを伝えたい

人の声の魅力を初めて感じたのは、教会だった


オルガンと讃美歌が、うわんうわんと響き合って。
さっきまでただのおじさんだった人が、立ち上がって歌い出したら低音の響く良い声で。
幼児ながら、その空間にいて背筋がゾクゾクした。

小学校で合唱クラブに入った。
全員で本番に向けて本気の練習をしていると、また背筋がゾクゾクした。
これはなんなのか?と不思議だった。一人で歌っても同じようにはならないし、ちょっと手を抜いて歌っていると合唱でも同じようにはならなかった。
本気で歌っている時にだけ表れる背筋ゾクゾク現象。

中学高校もコーラス部に入ったら同じようにゾクゾク。だんだん、体がその現象を求めるようになり、笑、何を思ったか声楽学科に入学。

しかし声楽学科は、当たり前だが1人で歌うので、ゾクゾクはしない。

むしろ舞台に立つプレッシャーとか、歌詞を忘れないかなという不安とか。周りを気にせず突き進む格闘技系のメンタルが必要な中、結構そこが弱いことがだんだん自覚されてくる。

とうとう大学に入って早い時期に、うつ状態になった。


自分は西洋音楽を学びにきたわけではなく、世界の民族音楽のような多様性が好きなのに、世界征服しているような西洋音楽は嫌だ、などとぐるぐる考えていた。歌うための正しい発声法、楽譜を正しく再現すること、正しい師弟関係を保つこと、、正しさとは? モヤモヤと考えていた。

過食になるし、人と関わりたくない。でも学校には行かなきゃ。レッスンも休まず受けなきゃ。人前では笑って、家に帰ると過食の日々。。

それを打破してくれたのは、やはり声楽だった。
レッスンで、あれこれ考えず言われたままに声を出す事で、頭は空っぽ、体は運動後のようにすっきり。いつの間にか鬱がなくなっていた。

あ、声を出すと心身に良い影響があるんだ。

その時発見した。

それを、ずっと伝えたかった。
「声は心身を開放する」と言って発信を始めたのもその頃。

でも、拙いパソコンの発信ではどうにも伝わらなかったし、必要としてくれる人には届かなかった。

今も、家にしばらく引きこもると、誰とも話さず、気持ちが落ち込んでいく。でも歌の練習や、人と話すと、気持ちが上がっていく。

私にとって、声を出すことは健康のバロメーター。

これをどうにかして伝えたい。
そんな思いでオンラインレッスン、Udemyで講師をしています。

  • 声はエネルギー

  • 声と心は繋がっている

  • 声を出すことで心身が開放される

  • 全身を整えると声が出やすくなる

  • まずは自分を筒のように整えて、声が出やすい環境作りを

  • 声を出すことで、前向きで明るくて、希望に満ちた自分になる

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