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水 平 垂 直

前にも書いたかもしんないけど、とりま。

アマチュアのカメラマンとプロの違いの1つかもしれない〝 水 平 垂 直 〟の意識。写真を撮っていて、撮った後の調整レタッチで、意識がほぼ無いのがアマチュアの皆さん、プロでも昨今はまるで意識が他所にいっちゃってて気にもしない気にもならない、マジか⁉︎ ってなのもお見受けする。

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まぁプロは、良し悪しはクライアントが判断するものなんで、ひん曲がってようが仕事が続く写真が正解なんだろうけれど。

スクリーンショット 2020-11-07 20.25.03

なんで写真の水平垂直を気に(調整)するのかってったら、1つには曲がってたら気持ち悪くね? より主題を良く見せるためには、ノイズになる要素を減らした方がいいじゃん。っぅそういう理由。



水平垂直のこと書いてみて、、

プロカメラマンが撮ったヤツもひん曲がってる、、の、幾つかその理由を想像してみる。

・そもそも水平垂直なんて気にしたことがないカメラマン
・そーいうの気にしてはいるが、三脚まで使って撮っていないスナップな撮影だ
上に付随して
・ギャラも安いので撮りっ放しを納品している
・曲がっていて気になるなら編集デザインの担当が直してくれればいいじゃん

さらにカメラマンから納品された編集やデザイナーやオペレーターは、、

・そもそも水平垂直なんて気にしたことがない
・カメラマンが納品したものを勝手に弄ってクレームになったら嫌だな
・それは編集者の仕事じゃない
・それはデザイナーの仕事じゃない
・それはオペレーターの仕事じゃない

実際のところは分からんけど、たぶんこんな様なダサぃ理由でひん曲がった写真が溢れてんじゃねぇかなぁ、、って妄想。w

* * *

あとアレだ、、添付した画像の解説もしといた方が親切だな。

トップの赤坂見附交差点の、、これはもーねー、ワイドレンズ撮ってっから垂直線を揃えらんないヤツ。基本、上わすぼまりなんだけど、手前・中間・奥ですぼまり加減が違うから、、たぶんシフト・レンズで緩和できても全部が揃いわしないはず。なるだけ落ち着くカメラ位置・パースやアングルを探すか、そんなのを凌駕する強いポイントを写し撮るか、、かなぁ。

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2枚目は学校の入卒の集合写真の準備。一枚目の要素と同じでカメラ位置でパースの強弱が出る。なので、そーならない様にしていかなくちゃならない。三列だと高さはそれほど必要ないけれど、親御さんもご一緒する6列なんかだと脚立に乗って撮るくらいカメラ位置は上がる。

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三枚目はヱビスビール記念館。手持ちのスナップ。それでもカメラ内蔵の方眼ファインダーで水平垂直センターに気を付けながら。

入り口から階段で降りた踊り場にヱビス様の絨毯があり、そこからさらに降りたところがビールも頂けるミュージアム。絨毯のヱビス様が自然に見えること、その奥の蒸留機(?)もしっかり見えること、柱や梁が煩く見えないこと、、

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