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【青ヶ島初訪問】羽田空港に到着したけど、青ヶ島行きの船が欠航‥?

『船、欠航かもしれません』

そんなお知らせを青ヶ島へ行く前日に受けました。

「羽田空港まで行っても引き返すことになるかもしれない‥」

そんなドキドキを抱えながら羽田空港へ向かいましたが、初めての羽田空港というのもあり、ドキドキを忘れて遠足気分に。

ひろーい、すごーい

八丈島行きの搭乗口は「505」番。思ったよりも歩きます。

ペッパーくん、おつかれ。

朝7時に船の運行状態がわかるとのことで電話をしてみると‥。

『波の状態が悪いため‥』

青ヶ島、行けないことが確定。
ここでの選択肢は2つ。

①飛行機に乗らず引き返す
②八丈島で宿をとり別日の船に乗る

焦りに焦って判断が遅れてしまい、搭乗口の目の前にいるにも関わらず呼び出しをされてしまいました。

「あぁぁあとりあえず八丈島行こう!!!行ってから考えよう!!!」

宿も取れていないですし、初上陸八丈島なのでツテもなく、何も考えていませんでしたが、とりあえず行ってみることに。我ながら無謀すぎる‥。

八丈島 きれー!

雲がかかってて素敵な‥なんて、言ってる場合じゃない。

そう、ぼくは宿がない。

考えなくてはいけないことが多すぎて(このまま空港にいるか、タクシーで街まで出るか、八丈島から羽田行きの空きを調べて飛行で戻るか‥)空港の待合席に戻り打ちひしがれていたところ‥

「あ!(八丈島から青ヶ島行きのヘリコプターの)キャンセル待ちがあるかもしれない!」

八丈島から青ヶ島へ行くには船かヘリコプターが交通手段。船がダメなのはわかっているのでキャンセル待ちをしてみたんですが‥やっぱりダメ。キャンセル待ちをしていた人たちとダメでしたねぇと話し、トボトボ帰ろうとしていたそのとき‥

「もしかしたら知り合いの漁船に乗せてもらえるかもしれないから、そうなったらくる?もしくるなら一応、電話番号教えて」

と女性の方(仮名 山田さん)が言ってくださったので、ぼく、そして(同じキャンセル待ちだった)“ひより”さんは素直に頼らせていただきました。

同い年‥!

ひよりさんは何度か八丈島へ行かれたことがあるらしく、お知り合いの方がいたり土地勘もあったり慣れているご様子。

とはいえ八丈島に泊まらないといけないので、急いで宿を取り、八丈島の観光にプランを変えることに。これがまた宿を取るのが大変。同じ状態の方がたくさんいるので、予約サイトで見て空きがあると表示されてても既に埋まっている確率が高いんです。自力で調べるより、八丈島観光センターへ行って探してもらったほうが早いとのことだったで早々に問い合わせました。


するとひよりさんから

「あのもしよかったら一緒にレンタカーしませんか?」

とご提案!!!

「いいんですか!?ぼくも助かります!!」

「いえいえ!費用も折半できるのでこちらも助かります!あ、わたしひよりといいます」

「有野です!よろしくお願いします。いやぁほんとに助かりました」

まずはスーパーにお昼を買いに。

「牧場がいい景色だからそこで食べようか!」


次回「八丈島の牧場に行ったらまさかの展開!?」



ナレーター
有野優樹(ありのひろき)

正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。