不思議な好きはあるが、不思議な嫌いは無い

愛なき時代に　生まれたわけじゃない
キミといきたい　キミを笑わせたい
愛なき時代に　生まれたわけじゃない
強くなりたい　やさしくなりたい
（斉藤和義　やさしくなりたい　より）

「この人はなんでこんなに魅力的なんだろう」

そう感じた人のことを考えてみると、優しさ、明るさ、頼もしさ（強さ）があるような気がしています。あぁ、ぼくもそうなれたらなぁ。

前誰かに「好きなタイプと一緒にいたい人は違う」と聞いたことがあったんですが、なんとなくわかってきたような気がします。最近

「どんな人がタイプなんですか？」

と聞かれて、久しぶりにじっくりと考えまして。

「あー‥。あんまりそういうのはないんですけど、んー‥安藤サクラさんみたいな人が素敵だなーと感じます」

と答えました。

と言われてもわからないですよね。たぶん、聞きたかったのはそういうことなんじゃなかったんだろうなって。性格とか仕草とかそういうピンポイントなこと？でも、別にあんまりそういうのにはこだわり？はなくて。

だから、歳とかも（良い意味で）どうでもいいんです。安藤さんが37歳なので「歳上が好きなんですか！？」と言われましたが、歳上だからとかではなく、素敵だなーと感じた人がたまたま歳上だったというだけで。

相手に何かを求めるというよりも、自分が何かを出せる人になんなきゃと思うんですよ。プライベートでもお仕事でも。下手でも面白くなくてもいいからせめて、やさしくありたい。あ、いややっぱ上手くなりたいし、面白い人でいたい。

でも、やさしさってなんですかね。だいたいは受取手が決めることだと思っているので。上手さも面白さもやさしさも人が決める。

いま、自分と話してくれている人だけはせめて、楽しませたい、笑わせたい。それがイコールやさしさにもなるのかな。うーん、わからん。

言葉遣い、声のトーン、気を使えるかどうか、空気感、雰囲気、性格、立ち居振る舞い。やさしさって難しいなぁ。こんな人がやさしい人ってのはあるけど、どんな人？って聞かれると「こう！」とは言いにくい。

やさしくいようと思うのも大事だけど、何か起こさないとねぇ。思ってるだけじゃわからないですから。

やさしくなりたい
ありのひろき