ディグ日記11〜きゃっほー！〜

2024年4月27日 09:22

お久しぶりです。noteやめてないよ。

見たい映画があったので快速電車で大阪へ。
その映画とは『14歳の栞』。今後、ソフト化されることがない、映画館でしか見ることができない映画。
2年くらい前に公開され、たしか俺の住む街でも少しの期間上映されていたがタイミングを逃し見られなかった。
実はあんまり映画では感動しないタチなんだがな、これは90秒ちょいのティーザー予告で既に半泣きになる。見に行くしかねぇ。

で。見た。
素晴らしかった。俺はドキュメントに弱い。エモいって言葉は嫌いだが、いや、これはエモい。あえてエモいと言おう。エモい。
なんつーか、学校って空間も、14歳という年齢も、特殊で特別なんだよなぁ。
うちの長男もあとちょっとで14歳になるし、あと俺自身も14歳だった頃の事がすごく記憶に残ってたりして、そんなのも相まって余計にグッときた。
映画館でここまでの気持ちに至ったのは『この世界の片隅に』以来かも。（そういやこの世界の〜もドキュメントっぽい所ある）

さてレコードの話だ。このnoteはレコードの話をする為のnoteなんよ。

せっかく大阪に来たので、ついでにディスクユニオンに寄る。いつもの梅田店。
そこでPETALの『MAGIC GONE』と、ラスト一個だった（あぶね〜！）Climb The Mindとuri gagarnのsplitカセットテープをゲット。

climb the mind 贔屓な俺だが、今回はuri gagarnにヤられた。こんなカッコいいバンドだったんだな。
6月のライブ（心斎橋、CONPASS）、俄然楽しみになってきたわ。

diskunionのすぐ近く、徒歩5秒くらいの場所でわりとデカめのレコード市が開催されていたので、そこにも入ってみた。

…と、3枚も写真貼っといてナンだが、欲しいレコードとは出会えず手ぶらで出た。パンク、ハードコアのストックは多かったんだがな〜。あんまり時間がなかった。

＊

地元のよく行くレコード屋さん「クロスロード」にてXTCの『Skylarking』とNeil Youngの『AFTER THE GOLD RUSH』を格安でGET。両方ともロック史に燦然と輝く名盤だ！…とか言いながらニールヤングのほうは実は初めて聴いた。ナルホドこんな感じだったんだな。気に入った（Harvest はCDで聴いたことあったが）。

クロスロードのまあまあ近くにある本屋さん「本町文化堂」にも立ち寄ってみた。かつてプラグという名のお店だったが、最近、名と場所を変えてリニューアルオープンした。この日は店先で小規模ながらもレコードセールをやっており、アラレちゃんと、そして本は『OUT』なる46年くらい前の絶版雑誌を購入。

OUT。「発禁歌の特集」って内容にも惹かれたが、まず表紙の絵にグッと来た。フィジカルとして欲してしまった。
アラレちゃんは言わずもがな。ほよよ。

我が街、素敵なお店が増えてきた気がしないでもない事はないことも無くもない気がしないでもない。

＊

花粉症で目が真っ赤でアイアムアヒーローのZQNみたいになってるけど、頑張ってお外に飛び出してみた次第。
向かったのは「一等市」という骨董市。かつてシュガーキューブスのLPなんかもゲットできた素敵なイベント。今回も期待しながら参加。
やたら陽気なジイさんがレコードを一枚300円で売っていた。汚いダンボールに40枚くらい入っており、あまり期待出来ない雰囲気だったが掘ってみるとジョン・コルトレーンとTHE BANDとジャニス・ジョプリンが出てきた。

さらに別のジイさんから古い『別冊少女フレンド』を3冊譲ってもらった。3冊で1500円と、わりと高かった（ジイさん価値を分かってやがる）が、表紙が亜土ちゃんだから買った。亜土ちゃん好きなんよ。　

で、さらにその後、和歌山城で行われていた『ピヨピヨマーケット』なるフリマにも行ってみた。名前はふざけてるが、なかなかの賑わいでした。
そこではシンディローパーの名曲『グーニーズはグッド・イナフ』の7インチをGET。200円だった。
骨董市からフリマへのハシゴ。春はこのテのイベントが多くて良いな。花粉さえ飛んでなきゃ最高のシーズンだ。