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ディグ日記6 〜COMPLEX〜
久々にしっかりとした、どっしりとした、そんな嘘を聞かされた。うわぁ!こいつ嘘ついてるぅー!と驚き、なぜか小さくジャンプしてしまった、そんな出来事の話。
職場にタージンとドン小西を足して2で割って細菌で腐らせたみたいな、かなりアカン風貌のオッサンがいるんだが、持ち合わせたキャラクターも万人にことごとく嫌悪されるであろう性質のものであり、もはや俺なんかは逆に大好きな部類ですらある。とにかく発言が漏れなくイカれてる。品性下劣かつ陰湿で、あとシンプルにキモい。この俺を呆れさせるって凄えことよ?
そんなオッサン(あ、ちなみにズラ)が
「自分は今、複数の若いオンナに言い寄られており、その中からどのオンナを選ぼうかと迷っている」
と、真面目な顔して言ったので そこで小さくジャンプしてしまったのです。
0秒でバレる嘘って凄いよね。なんか感動しちゃった。
「おお?じゃあ俺も大ウソつくわ。俺、スポーツカーに変身できるねん」と揶揄ったら、「いやホンマやねんて!!!」と割とマジで怒ってきたので、殺したろかな と思いました。
いや、これさ、嘘ならまだマシで、オッサンの勘違い および、常軌を逸した思い込み、そんなんだとしたら更にタチ悪いよなぁ。事件とか起こしそうで怖い。
しかし、やけに常識ぶったヤツ、くそまじめでつまらないヤツ、いい子ぶりっ子、そんなのよりはオッサンのほうが刺激的で面白いから 今後も観察は続けて行こうと思う。
周りから仲良しだと思われないような絶妙な距離感を保ちつつ。
*
さて今日も今日とてレコードをディグした話をするよ。
最近レコード始めたばかりのブックオフに定期的にチェックしに行ってます。在庫はまだまだ少ないくせに、ドヤって感じで高額盤を飾ってるのがイラッとする。そんなん要らんねん。
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当然の如くなにも買わず。 しかし今後に期待。
次に向かったのが古着の墓場みたいな店。そう、衣類を重さで買い取るアノ店である。千葉だかどっかの店舗では2Fがまるまるレコード売り場になってるらしいが、我が地元にある店舗はジャンク盤が40枚くらいテキトーに放置されてるだけ。
しかし、かつてビートルズの赤盤2枚を100円で見つけた店でもあるから希望は捨てずにディグ。
だが、やはり何も抜けなかった。
ただスパイダーマンのカッコいいスリッポンが800円だったので子供の土産に買った。
その後、いつものハードオフに行った。
そこでツェッペリンのIIIを800円でゲット。一曲目から誰もが知るド派手な歴史的名曲であるが、後半はアコースティックなテイストに変わり、そこが賛否両論でもある作品。俺は嫌いじゃない。
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スリッポンは残念ながら子供に「これは履かないわ!」と言われてしまった。なんでや!?かっこええやんけ!ヴェノムだけじゃなくカーネイジもいるんだぞ!
別の日。いつものレコード屋(クロスロード)さんへ。そこでRIPCORDのDISCOGRAPHYのPART2を買った。「HARVEST HARDCORE(SSDとSIEGEのカヴァー収録)」と、名盤「POETIC JUSTICE」のカップリングLPである。最近ちょっと激情HCやemoに食傷気味になっており、またファストコアみたいなとにかくただひたすらに速いのばっかり聴いてます。
こんな俺をサポートできるかい!?できないだろうな!わはは根性ナシめ!