
オンラインバーが紡ぐ共創
みなさん、こんにちは。柳本です。
みなさんはオンラインサロンというものをご存知でしょうか?一言でいうならばオンラインサロンは、月額会員制のオンラインコミュニティのことです。参加者しか見ることのできない情報の提供や議論が行われる場です。
今流行りのオンラインサロンについて実体験も交えお伝えします。
実際私も何かのサロンに所属してみたいなと思いながら、なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、Twitter仲間の方がオンラインサロンを新しく開かれたということで、この機を逃すまいとえいやで入会してみました。
オンラインサロンの魅力も含め、所属先でどのような事が行われているかも含め今回は創設者の”りょうさん”へのインタビュー形式という形で進めていきます。
オンラインバーゆうてんかとは?
柳本:りょうさん、こんにちは。ではまず自己紹介をお願いします。
りょう:柳本さん、こんにちは。私は中小企業診断士として、京都や大阪を中心にB to Cマーケティング戦略や販売促進に関して中小企業・個人事業主の経営者の経営相談役をしています。
柳本:私とりょうさんの出会いはTwitterからでしたね。Twitter開始当初からフォローさせていただいて、何度もやり取りをさせていただきました。早速ですが、サロン開設って何がきっかけだったのでしょうか?
りょう:もともと仕事のご縁があった方で支援後もゆるく交流できる場ができればとずっと考えていました。
柳本:なるほど、このご縁を緩やかに大切にしたいってお気持ちはよくわかりますね。きっかけがないとなかなか難しいですよね。
りょう:それに、Twitterで仲良くなった方とクローズドな場でもう少し深い交流もできたら嬉しいなと思い、だったら自分でオンラインサロンをやってみよう!と一念発起しました。
柳本:確かに私もTwitter仲間ともっと深く繋がりたいなぁと思っていました。結構こういうニーズってあるんじゃないかなと。その意味でオンラインサロンはうってつけですね。でもオンライン「サロン」でなくてオンライン「バー」なんですね。この辺りのこだわりはなんでしょうか?
りょう:私が学生の頃、カウンター席の寿司屋でアルバイトをしていました。カウンターごしで会話をする雰囲気が好きなんです。バーのマスターのように、お客さんの話や悩みをじっくり聴いて、隣のお客さんが自分の体験談を語る。そんな思いからオンラインバーとしました。
柳本:そうすると、「ゆうてんか」という名前にも由来があるのですね?
りょう:まさにその通りです。関西弁で「なんでも気軽にゆうてんか(言ってください)」という思いがあります。また、ゆうてんかは私のマーケティング支援で重視している4点を組み合わせた造語でもあります。
ゆ=USP(Unique Selling Point=独自のウリ)
う=WEB
てん=店舗
か=カスタマー(顧客フォローでファンづくり)
柳本:オンラインバーの名前にここまで意味がこもっていたのですね。ゆうてんかのバーのオーナーとしてのりょうさんの意気込みが感じられます!
どんな人が「ゆうてんか」に入っているの?
柳本:このゆうてんかの1つの特徴として実名匿名に限らず入会できることですね。私自身、匿名アカウントなのでこの点は大変ありがたかったですね。
りょう:そうですね。せっかくTwitterで交流できた方なので実名で縛りをかけるのはもったいないなと思いました。私とのTwitterでの交流があるか、今のメンバーの方からの紹介があれば入会いただけます。そのどちらでもない場合も、これからTwitterで絡んでいただければ大抵OKです。
柳本:メンバーの方の所在地も関西に限らず、関東や九州、中部地方、国外の方もいますね!皆さんのお仕事も多種多様ですね。
りょう:そうですね。経営者、会社員、フリーランス、創業予定者、士業と様々ですね。業種も営業、講師、マーケター、デザイナー、カメラマン、経営・組織コンサル、フィナンシャルプランナーなど、多岐にわたります。
柳本:私もTwitterでよく感じますが、自分の業界や業種以外の方と積極的に交流できる場がリアルではほぼなかったので、オンラインでこうした専門家の方と繋がれるのはとても嬉しいですし交流そのものが勉強になりますね。
りょう:様々な方に所属いただけることで、交流が広く、かつ深くなっているなと感じます。
ゆうてんかでの共創とは?
柳本:具体的にどんなことをしているか気になっている方も多いかと思うので、ここで取り組み内容について話していきましょう。
りょう:まず、コミュニケーションはSlack(スラック)というアプリで行います。簡単に言えばチャットツールですね。
柳本:このSlackって私も初めて使ったんですが、いろいろ便利ですね。このSlack内でチャネル(話題)がありますね。
りょう:そうなんです。チャネルは「自己紹介」、「SNS投稿紹介」、「雑談」、「音楽室」、「宣言」、「Twitter道場」、「ビジネスバー」等がありますね。
柳本:「自己紹介」は良いですよね。新しく来たメンバーもどんな仕事をしていて、何に関心があるのか、出身地などの話も盛り上がりますし。あと個人的には「雑談」と「宣言」のチャネルが素晴らしいなと。
りょう:「雑談」はコミュニケーションを円滑にするために必要だなと思っています。肩肘張らずに投稿できるチャネルがあるといいなと。「宣言」はせっかくこれだけのメンバーが集まるのでお互いが何を目指しているかを知ってもらうといいなと思い設定しました。
柳本:宣言って普段なかなか周りの人には言わないのですが、ゆうてんかのメンバーに打ち明けることで自己開示にもなりますし、他の人の宣言を見ることがいい刺激になるんですよね。メンバー間での共通項や連携・協力できそうなことが見えるのもいいですね。
りょう:宣言は私も大変興味深く見させていただいています。柳本さんも出版の宣言をされましたね。
柳本:まだまだ準備中ですが、同じように出版を考えられている方もいて心強いです。既にご経験済みの方もいらっしゃるので、積極的に議題に挙げてアドバイスをもらいにいきたいなと思います。
りょう:オンラインバーの魅力がこのメンバー間での連携や協力なんですよね。実際、あるメンバーの方のホームページについてドラフトの段階でみんなで意見を出し合ったり、ある人が書くnote記事について多角的な指摘をしたりと。
柳本:この壁打ちの効果って大きいと思うんですよね。自分が専門でなくても詳しい人が他にいて、コメントをもらうことで新たな気づきになったり、コメントし合うことでお互いの学びになったり。まさに「共創」だなと。
りょう:「共創」、いい言葉ですね。会員の方の積極的な交流はオーナーとしても大変うれしく思います。いいモノがどんどんできていく感じですね。一方、見ているだけでも勉強になるって声もいただいています。
柳本:参加される方もいろんな関わり方がありますよね。私もチャネルによってはよく会話に入っていったり、スルーしたり、気楽にやらせていただいてます。りょうさんの毎回のきっちりしたコメントは丁寧だなぁと感心していますけど。
りょう:バーのオーナーなのでそこは頑張ります!
柳本:あと私が、ゆうてんかのもう一つの特徴と思っているのが、音楽や読書によるつながりですね。りょうさんの毎朝の音楽ツイートもそうですが、気軽に楽しめる話題が多いなと。りょうさんからの話題振りのバランスもいいなと。
りょう:「音楽室」のチャネルで、音楽の趣味から共通の話題を作るって結構大切だと思うんですよね。意外と皆さんが好きなアーティストがいたり、過去の体験などが紐付いて面白いですね。皆さんと対話しメンバー間を繋ぐのが私の役割なので。
柳本:このチャネルのやり取り全般を見ていると、バーのマスターのように、お客さんの話や悩みをじっくり聴いて、隣のお客さんが自分の体験談を語る、という当初の想いがうまく実現できているように思いますね。
りょう:そういっていただけるとオーナー冥利に尽きます!でもまだまだオンラインバーゆうてんかは進化しますので、楽しみにしていてくださいね。
柳本:りょうさん、今日はありがとうございました。オンラインバーゆうてんかがますます盛り上がることを祈念しております!
りょう:こちらこそ、ありがとうございました!
関心がある方へ
いかがでしたか?オンラインバーゆうてんかの雰囲気を感じていただけたでしょうか?
私自身、このコミュニティに参加できて大変楽しいな、勉強になることが多いな、繋がる事ができて嬉しいなと感じています。
もしご興味がある方がいれば、詳細の情報が下記サイトから入手できますので、ご覧ください。またりょうさんのTwitterアカウントや私のアカウントまで直接ご連絡を頂いても構いません。
私の目標は、家族・健康・仕事・地域の4つのカテゴリーで設定。世のニーズは常に変化するが、家族円満、健康長寿、経済的安定、社会貢献、自己実現、他者の実現の応援といった欲求はいつの時代も変わることのない本質的欲求。ここをお互いに応援したいという思いでサロンを運営している #ゆうてんか
— りょうさん@BtoCマーケター(地域密着ビジネス) (@RIwahashi) May 16, 2020
今2つのオンラインコミュニティに参加しているのですが、大変居心地が良く勉強になっています!1つはオンラインサロン、もう一つはnoteのサークルです。自分にない知見を得られる、Twitterよりも踏み込んだ深い話ができる、専門の方と繋がれるなどメリットが盛り沢山です😆#ゆうてんか
— 柳本純一郎 Junichiro Yanagimoto (@JY_hrd_market) May 7, 2020
今の時代は1つの組織に縛られることなく、コミュニティを渡り鳥のように飛び交うチカラが必要です。
オンラインサロンはそのコミュニケーション力を高める絶好の機会とも言えます。この「渡り鳥のチカラ」をぜひ高めていきましょう。
私たちにできることを一歩ずつ。