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漫画東西対決:番外編

こんにちは、柳本です。

以前、人生に活きる漫画の東西対決を私の大好きなTwitterとnote仲間のいっぴきさんとコラボ企画として実施しました。

その後Twitterで私もオススメ書けば良かったとやりとりしていたら下記のようなコメントをいっぴきさんから頂きました。

1000の漫画の紹介は無茶ブリですが(笑)、10シリーズ位ならいっちょやってみっかと悟空バリのワクワクした気持ちで今回の記事を書いてみたいと思います。確かに人に聞いておいて自分で回答しないってちょっと抜け作だったなぁと反省w

東西それぞれの皆さんの推し漫画もとても面白いモノばかりですので、土日をゆっくり過ごすためにも下記記事をご覧いただけると幸いです。


私の好きな漫画(連載中)

1.ONE PIECE

もう言わずと知れた名作です。小学生高学年の時に初めて手にしてなんだこれめっちゃくちゃ面白いやんとなった作品。ジャンプでドランゴンボールが終了した後のジャンプにさっそうと新しい風を吹き込んだ名作中の名作。

有名すぎて作品の説明不要だと思いますが、主人公のルフィは海賊王を目指しワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を探す旅にでます。その中で信頼できる仲間を次々と増やし冒険や強敵との戦いを繰り広げます。主人公のルフィの信念、強さにあこがれた方は多いはず。とにかくキャラクターが魅力的、尾田先生のキャラづくり、そしてキャラに命を吹き込む数々の名台詞が素晴らしい!

空島編であきらめた人も、もう一度戻ってきて下さい。物語はうねりを大きく上げて続いています。個人的にはエニエスロビー編で物語の”ギア”が一段上がったと感じています。


2.ワールドトリガー

こちらは今のジャンプコミックスに新しいチームワークものという風を注ぎ込んだ作品。主人公の三雲修と空我遊真らがネイバーと呼ばれる敵とトリガーという武器を駆使して戦う物語。チームを組み、自分に合ったトリガーで敵と戦う、味方同士で切磋琢磨する描写が単なるバトル漫画の枠を超えてチームアップや戦術を考える上で非常にためになる群像劇でございます。

この漫画の特徴、主人公が武力という意味であまりというか全く秀でていない、でもその心の強さや信念で周りの人の力を借りて本人もチームも成長していく所です。ルフィとはまた違うリーダーシップですね。

作者の芦原先生は漫画を頑張って描きすぎてなのか体調を崩され一度休載しましたが、ジャンプスクエアという月刊誌に異動して元気に続けられておられます。更新頻度は落ちますが、最後まで見届けたい作品ですね!


3.僕のヒーローアカデミア

これも今のジャンプの看板漫画と言えるでしょう!個性と言われる超常な力を持つ人間が大半を占める世界。無個性の主人公の緑谷出久は憧れのヒーローであるオールマイトにひょんなことから出会いある力を授かる。その力とはオールマイトの強さの証であり、引き継がれてきたものだった。こちらも一人の強いヒーローから紡がれたモノを高校生のヒーローの卵である少年少女たちが志や意思を継いでいく群像劇。

オールマイトの圧倒的ヒーロー感、オールマイトや出久の師弟関係、ピンチを乗り越える姿、そして出久達のヒーローとしての成長。もう目が離せません。それぞれにヒーローの矜持がとっても心に刺さります。有精卵ども準備は良いか!

この漫画に関しては映画の2人のヒーローという作品もお勧め、最高にエモいです。


4.宇宙兄弟

この漫画には何度救われたことか。弟の日々人(ヒビト)が宇宙飛行士で月に向けて準備を進める中、兄である六太(ムッタ)は勤めていた会社をある事件を起こしてクビになってしまう。かつての弟や大切な恩人であるシャロンとの約束を果たすためダメダメだった六太の奇跡の物語が始まる。自分の弱さや逃げ腰に向き合いながら、宇宙へ行きたい、約束を果たしたいという思いが六太の背中を押していく。

これは会社員やっている方にはとても刺さる作品ではないかなと。私も宇宙飛行士には全く興味がありませんでしたが、この作品のおかげで宇宙や月に興味がわきました。六太のダメな部分に共感し、六太や日々人の行動力に心を打たれた方は多いのではないでしょうか?

コミカルな笑いも交えつつ、真面目に熱く、人生とは?夢とはなにかを教えてくれる作品です。入社して間もない頃に病みかけていた時にずっと漫画喫茶で読みふけってメンタルを回復していました。ありがとうムッちゃん!


5.テラフォーマーズ

昆虫や動物の能力が人間に使えたらなどんなに楽しいだろう?そんな誰もがふと考えるようなことを真剣に漫画にした作品。火星に派遣されたクルー達が目にしたものは人型化したゴキブリ。圧倒的な腕力、スピードで仲間たちが倒れていく。しかし人類も黙ってやられているわけではなかった。モザイクオペレーションと呼ばれる手術で昆虫や動物の特殊なスキルを人間の体で使えるようになった戦士たちが反撃の狼煙を挙げる。

もうね、設定がぶっ飛んでるんです。だって戦う相手ゴキブリですよ。しかも人型の。火星を緑化するために苔とゴキブリ放って久しぶりに見に来たらキラーゴキブリとかして全力で人類をぶちのめしに来るんです。ゴア描写が多めですが、ゴキブリと戦う戦士たちのプライドが熱い。

作者の橘賢一先生は体調を悪くされこの漫画は実は休載中なのです。いつか戻ってきて下さることを願ってここに記載しておきます。


私の好きな漫画(完結したもの)

ここからは既に完結してしまったのですが、これはどうしても読んで欲しという漫画をピックアップ!

6.NARUTO

こちらもジャンプ内で一世を風靡した名作。木の葉隠れの忍の長、火影を目指すナルトは、同世代きっての落ちこぼれ忍者。親も兄弟もいない中でイタズラに明け暮れる日々だったが、忍者アカデミーの担任だったイルカの行動が彼を変える。「俺の忍道は曲げねぇ」と火影を目指す少年の物語が幕を開ける。

ライバルのサスケとの切磋琢磨、同期の忍たちとのバトルに共闘。多彩な術に、術を獲得するための修行の数々。そして他里の忍や強敵とのド迫力バトル!!ど根性といえばナルト、ナルトと言えばど根性!師である自来也との関係もこの作品を豊かにしています。ナルトのまっすぐな瞳と行動力に心を打たれた読者は多いと思います。

この物語が完結して数年以上がたっているというのが信じられませんね。大学生の時に読み始めて(それが20巻位)、完結したのは72巻。私の人生の3分の1はNARUTOでできています。


7.斉木楠雄のΨ難

皆さんは青春にどんな思い出をお持ちでしょうか?青春×超能力高校生というとんでもない組み合わせで実現しているギャグマンガ、それが斉木楠雄のΨ難。主人公の斉木楠雄は超能力者。本気になれば透視も心の声を聞くことも月を木っ端微塵にすることも壁ドンで建物を吹っ飛ばすこともできる。彼はこの能力のせいで普通の人が味わえる日常を過ごせない。しかし斉木に勝るとも劣らない尖ったキャラクターの同級生や彼を囲む非凡な才能を持つ人々により彼の日常は災難へと変わる。

学園モノが好きならぜひ読んで欲しいです。主人公はクールなんですが、ツンデレで優しい所もまた良い。超能力も多彩です。絶対こんなやつクラスにいないだろというぐらいクセが凄いキャラ達があなたに笑いと青春をお届けします。

既に完結してしまったのですが何度も読み返したくなる作品です。直近数年の心の支えでしたw


8.犬夜叉

サンデー界の巨匠、高橋留美子先生の作品。うる星やつら、らんま1/2に続く戦国御伽草子。主人公のかごめは神社に生まれた普通の中学生。しかし神社にある枯れ井戸にふとしたことがきっかけで落ちてしまい、戦国時代にタイムスリップ。そこで人と妖怪が四魂のかけらを巡り争う時代だった。半妖の犬夜叉と出会い、かごめの人生は大きく動き出す。犬夜叉に加え、弥勒や珊瑚に狐妖怪の七宝との四魂のかけらを探す旅が始まる。犬夜叉とかごめ、そしてかつての犬夜叉の恋人だった桔梗の関係性が複雑。

犬夜叉に関してはバトル要素よりも人間模様や恋愛模様が楽しめる作品かもしれません。犬夜叉の兄、殺生丸も魅力的なキャラクターです!仲間の絆や強敵奈落との戦い。そして注目は奈落の敵前逃亡回数w アニメも美しさが圧巻です。最初にアニメは途中で完結せず終わりましたが、数年後に深夜アニメで復活し、完結しました。


9.ドラゴン桜

皆さんは勉強をどのようにしてきたでしょうか?なぜ勉強するのかその答えの1つがこの漫画に集約されています。

潰れかけの学校を再建するよう派遣された弁護士桜木は、荒れた生徒が跋扈する学校を立て直すため、この学校から東大生を翌年1人排出するという目標をぶち上げる。そして白羽の矢が当たった水野と矢島はド底辺から東大を目指す。彼らを強力にサポートするため、一癖も二癖もある有名講師が2人の勉強を指導する。水野と矢島は迷いながらも人として一歩ずつ成長していく。

勉強はなぜする必要がるのか?その問いにきれいごとでなく、普段大人がなかなか言わないようなことをズバッという桜木。普通の人が常識と考えることの裏を浮く発想に舌を巻きます。東大を目指さなくても、勉強や生きる上でのコアの考え方を教えてくれる漫画です。

ちなみにこの漫画を浪人時代友人に貸したところ「私も更に上を目指す」と一念発起し、より偏差値の高い国立大に見事入学したツワモノもいましたw


10.ゴーストスイーパー美神

少し古い漫画ですが、バブル真っただ中に生まれた作品です。

辣腕ゴーストスイーパーである美神令子は、土地や建物に住み着く呪縛霊を高額な報酬で祓っていた。横島はスーパー薄給だが美貌を備えた美神のもとで働きたいと煩悩を丸出しで悪霊退治の仕事に明け暮れる。幽霊のおキヌ、愉快な仲間たちが加わり、東西の妖怪・悪魔と戦うギャグコメディーの物語。変態だけど優しい横島は美神とお近づきになることができるのか?

美神という名はバブルの時代に生まれたため、美の神ヴィーナスから付けられたとか。ギャグと色っぽい描写だけの漫画と思いきや、バトル描写も迫力満点、ストーリーも伏線がばっちり。そしてなんとこのダメ煩悩人間の横島が成長する物語でもあるのです。横島の優しに涙する作品でもあります。もう主人公横島じゃね?と思うところもありますが、とても楽しめる漫画です。

子供の頃日曜の朝にアニメでやっていたのですが1年で終わったような記憶w。漫画は完結します!


まとめ

いろいろ書いていたらサクッと終わるはずが4000字を超えてしまいました。やはり漫画の話になると筆がとまりませんね。普通に楽しい!ネタバレがないように書きましたが、興味を持たれた方はぜひ覗いてみてください。無料漫画などで1話が読めるものも多いです。振り返れば多くの漫画に影響を受け、勇気や活力をもらってきたなぁと感じます。日本に生まれ母語で漫画を読めることを、とても幸せに感じます!

外出自粛でつまらないという方はこの機にぜひ漫画にハマってみてはいかがでしょうか?

私たちに出来ることを一歩ずつ。

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