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英語専門予備校に通って得た、英語学習の気づき(1):感情移入とスピーキングのつながり

はじめに
英検1級に受かるだろう、ボクもこれで英語講師として生きていけるのではないか。しかし、忘れもしない。12月1日、12時ちょうど。その願望は「不合格」という三文字を持って、見事に壊された。

さて、次の英検1級2次試験は3月。それまで、対策をしたい。あと、英語講師になるのならそれに恥じない英語力を持ちたい。そんな気持ちで、ある英語専門予備校に通うことにした。以下は、その記録になる。

そんな英語専門予備校は、代々木駅の近くにある「ラコムス」。実は、筆者が高校生の頃に通っていた塾にもう一度生徒として入り直したのである。そこで、塾長の指導のもと、もう一度英語を学び直すことになった。

<編集注:2024.01.16>
ちなみに、ラコムスについては、公式のnoteがありました。

初回の授業では、感情移入とスピーキングについて、実際に問題を交えて練習することになりました。以下、記録としてまとめます。


感情移入の三原則

英語は「コミュニケーションの道具」です。それに関しては誰も否定しないでしょう。しかし、コミュニケーションである以上は、感情が入ります。リスニングのシャドーイング、皆さんは棒読みになって読んでいませんか?コミュニケーションである以上、感情を入れて読むことが大事ですよね。

さて、その塾長曰く、感情移入は以下の3つの原則があるとか。

①表情

英語を学ぶ際、表情の重要性は計り知れません。表情は、話し手の感情や意図を視覚的に伝える手段です。明確な表情を使うことによって、聞き手は話し手の言葉だけでなく、その背後にある感情も感じ取ることができます。このように表情を豊かにすることで、コミュニケーションはより深く、意味のあるものになります。

②ジェスチャー

ジェスチャーは、非言語的なコミュニケーションの要素であり、話すときの感情や強調点を表現するのに役立ちます。英語の会話では、ジェスチャーを使って重要なポイントを強調したり、話の流れをスムーズにしたりすることができます。また、ジェスチャーはリスナーの注意を引きつけ、関心を高める効果があります。

③イメージ

言葉を話す際には、それに対応するイメージを心に描くことが重要です。イメージは、具体的であればあるほど良いです。これにより、言葉に深みとリアリティが加わります。

自然の美しさについて話す時、その風景を思い浮かべながら話すことで、リスナーもそのイメージを共有できます。イメージを使うことで、言葉はより鮮明で印象的になりますよね。

スピーキングの三原則

その感情移入ができてから、スピーキングの3原則です。あくまでもコミュニケーションである以上は、感情移入という前提をもとにしてからのスピーキングです。さて、スピーキングの3原則を紹介します。

①伝えたい気持ち

これは先ほど話した「感情移入」につながるところがあります。伝えたい気持ちがあるから、言葉を通して人は情報なり、気持ちを伝えるのです。

スピーキングでは、伝えたい気持ちを明確にすることが重要ですよね。この気持ちがはっきりしていれば、言葉選びや表現方法も自然と適切なものになります。感情を込めて話すことで、リスナーは話し手の情熱や真剣さを感じ取ることができます。

②感情とイメージ

話す際には、感情とイメージを結びつけることが大切です。感情が込められた言葉は、聞き手に強い印象を与えます。また、イメージを言葉に映すことで、話はより生き生きとし、聞き手の興味を引きます。

③一息で話す

英語は「息」をつかって、話す言語です。息の上に言葉が乗っかっている感じです。息を使って流れるように発音する。

英語では、流れるようなスピーキングが重要です。一息で話す練習をすることで、言葉が自然につながり、スムーズな会話が可能になります。これにより、聞き手は話し手の言葉を途切れることなく追いやすくなります。

続き
次の記事では、実際に使用した問題を使って、ラコムスがどのようなメソッドで英語を話す練習をしているのか、解説します。
お楽しみに!

次回予告



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