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独立研究者になるまでーその2ー

はじめに

今回は、独立研究者になるまでのパート2です。今、マレーシアで国際学会に参加しています。今回の発表テーマは、私が長年取り組んできた英語語彙の認知過程に関する研究で、特に多義語に焦点を当てた内容でした。

この研究を通じて、BERTのような最新の自然言語処理ツールと、英国国立コーパス(BNC)や現代アメリカ英語コーパス(COCA)といった従来のコーパスの知見を比較することで、多義語の認知的側面を再評価することを目指しています。

研究概要

その時のことを、今回、紹介できたらと思います。


発表の結果

発表は成功を収め(うん、自慢ではないけど笑)、驚くほど多くの参加者から興味深いフィードバックをいただきました。

特に、私の研究を深く理解し、その意義を評価してくれる研究者たちと出会えたことは、大きな収穫でした。彼らは私の研究の可能性や課題について真剣に考え、建設的な意見をたくさん寄せてくれました。

その中には、同じテーマに関心を持つ研究者や、全く異なる分野から新たな視点を提供してくれる方々もおり、彼らとの対話が私にとって大変刺激的でした。

一つ前に座っていた外国人の方が研究にめちゃくちゃ興味を抱いてくださって、かつ、連絡先まで交換していただけました。Thank you!

日本人研究者との交流

また、この学会では多くの日本人研究者とも交流することができました。普段は日本国内での研究活動が中心となるため、海外の学会でこうして日本人同士が集まると、どこか特別な親近感を覚えます。

彼らと話すことで、同じ日本という背景を持ちながらも、それぞれが異なる分野やアプローチで研究に取り組んでいることに改めて気づかされ、互いに学び合うことができました。

学会を通じて新たなネットワークが広がるのは、本当に嬉しいことです。研究は孤独な作業が多い一方で、こうした人との繋がりは良いものです、研究をより深めていく原動力になります。今回の学会で得た新しい出会いと経験は、今後の研究活動においても大きな財産となると信じています

明日からまた1回発表があります

さて、明後日にはまた同じ国際学会で、今度は個人の2つ目の、研究発表を行う予定です。

こちらも英語教育に関連した内容で、今回は特に多義語のこれまでの研究に関する新しいデータを用いた発表になります。この準備も進めながら、さらに今年の夏にはもう1つの学会発表が控えています。

多忙な時期ではありますが、自分の研究を世界に発信し続けられる機会があることに感謝し、全力で取り組んでいきたいと思います。

私はいつまでも、自分がやりたいことができる研究者でありたいと願っています。研究は時に困難な道のりですが、情熱を持って取り組むことで、その先に広がる世界が見えてくるはずです。これからも挑戦を続け、自分の信じる道を歩んでいきたいと思います。

これが最初の国際学会発表になりました。とても面白い発表時間になったと思います。今後とも研究を頑張っていこうと思います。何よりも、世界には自分の研究に興味を持ってくれる人がいて、議論できること。それが学べたのは大きなことです。

なお、僕はこれが最初の海外旅行になりました。しかも、指導教員は別の学会で別の国へ。。。そうです、単身で、最初の海外旅行をして、その海外旅行で国際学会発表を行ってきたのです!1つの自信に変わりました。

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