第825回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」日本人シェフの鉄板焼き店がベトナムでミシュランの星を獲得
本日の記事：
「ノイにミシュランの星を獲得した日本食レストラン「Hibana by Koki」が誕生」
原題：
" Unveiling Hibana by Koki: a Michelin-starred Japanese eatery in Hanoi "
【本日のポイント】
（１）先日、ベトナムでもミシュランガイドの星を獲得した４つのお店が選ばれ、その１つは日本の有名鉄板焼き店が監修する日本人シェフのお店「Hibana by Koki 」でした。
（２）東京麻布十番の鉄板焼きの名店が監修しているそうで、日本でも取り扱う八重山郷里牛をそのまま風味を落とさず輸入して使用するなど品質は折り紙付き
（３）日本の名店がベトナムに進出するための「成功例」として勇気をもらえるニュースです
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
先日、ベトナムで初めてミシュランの星を獲得したレストランが4つ選ばれ話題になりました。
（参考：First four Vietnam restaurants receive Michelin stars）
その中の１つ、ハノイの５つ星「カペラホテル」内の「Hibana by Koki」は、日本人シェフが自ら高品質な食材を使って提供する鉄板焼きのお店です。
こちらのお店は日本で3年連続ミシュランガイドに載った鉄板焼きの名店「石垣吉田」さんがコンサルティングに入っているそうで、ベトナムにいながら、その名店と同じような体験ができるそうです。
こういうのを見た時、味がどうこうより、「それ、なんぼ？」と気になるのが関西人の特性なわけですが、記事によるとランチ550万ドン（約3万3千円）、ディナーが8500万ドン（5万1千円）とありますが、まぁ、ワインやら飲んだら、ディナーで一人7万円〜8万円、てとこじゃないですかね。
食べログで本家の東京麻布十番の「石垣吉田」のページを見たらディナーコースが4万円中頃なので、まぁ、八重山郷里牛を一頭買いし、チルド輸送したものをベトナムへ輸入してるそうなので、もっと高くなるのかな、と思いきや、日本と同程度の価格で出せるんですね。
元々の和牛のベトナムでの名声の高さに加え、日本の有名店がバックアップし、日本でしっかり活躍されている一流シェフが自ら目の前で調理してくださる、というのは、「本物を確実に味わいたい」というベトナム人の要求を満たしてるんですかね。
これは日本の一流店の海外進出にとっては夢のあるお話しですねー
以上 豊田英司
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