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【ベトナムでは「和顔愛語」で接しましょう】

ベトナム人事労務コンサルティングのアジアゲートベトナム代表の豊田英司です

みなさん、和顔愛語(わげん(わがん)あいご)という言葉をご存知ですか?

「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はやさしい言葉。

これは、仏教の経典の中に出てくる言葉で、お金や物がなくても誰にでもできる施し、「無財の七施し」の中で、

「やさしい言葉で相手に接する」

「善意に満ちた和やかな顔と明るい姿で相手に接する」

として、あげられています。

日本人はコミュニケーションの中で、積極的に笑顔を作ったり、優しい言葉をかけたり、という行為にあまり自覚的ではないと思います。

しかし、日本にいるときと違って、外国で働く上では、あなたの1つ1つの行動や態度から、相手はあなたという人間の人格や考え方、能力を推測していきます。

日本なら、仏頂面で、多少、キツイ言葉を使っても、新卒時代から続く長い付き合いや、日本語に含まれる微妙なニュアンスから、

「あの人、本当はいい人だよ」

がわかりますが、外国では、それが極端に難しくなるので、やはり、海外でマネジメントの任を負う以上、自ら、「和やかな笑顔」や「優しい言葉」を積極的にたくさん提供することで、あなたへの信頼感を作り上げていく行為が日本にいるとき以上に必要になるかと思い、私も日々、心がけております。

(アジアゲートベトナム代表  豊田英司 )

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