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ベトナムで役に立つ「人事」を考えるための勉強note

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私自身がベトナムで人事労務の支援業を行う立場として、人事や労務についての日々の学びや記事への感想などをここに記録して、成長に繋げたいな、という思いで作っているスペースです。
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2021年10月の記事一覧

【なぜ45歳=管理職になれないことが決定的になる時期】

【なぜ45歳=管理職になれないことが決定的になる時期】

【なぜ45歳=管理職になれないことが決定的になる時期】

最近、「45歳定年制」が話題ですが、「なんで45歳か?」については私自身も45歳を超えているので、

「まぁ、体力とかも落ちるし、目も老眼になってくるしなぁ、」

くらいに思ってましたが、こんなにはっきり示されていました。

(記事より)

”これを年齢で見てみると、管理職まで昇格できる者とできない者が明確に分かれる年齢は、米国が31.1歳

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【ベトナムでも日本でも実は”隠れ副業”が多い件 】

【ベトナムでも日本でも実は”隠れ副業”が多い件 】

【ベトナムでも日本でも実は”隠れ副業”が多い件 】

ベトナムでの人事相談で

「ベトナム人社員が隠れて副業をしているのを防ぎたい」

と言う相談があるのですが、実は日本でも8割が隠れ副業していると言う事実、、、

ただ、ベトナムの場合、副業をしている人が非常に多いので、母数自体はベトナムの方がだいぶ人数が多いとは思います。

ただ、実際に副業している人のうち

「私は副業をします。してます。」

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「人事評価制度」に対する不満が聞こえてきた時、少し立ち止まって考えて頂きたいこと

「人事評価制度」に対する不満が聞こえてきた時、少し立ち止まって考えて頂きたいこと

この記事の主題である「人事評価制度で失敗する理由」は大いに参考になるが、ふと思ったのは「失敗って何?」ということで、ここで

記事では

”「失敗」をどう定義するかによっても印象が異なるでしょうが、仮に「多くの従業員が自社の人事評価制度について満足(=自身に対する評価結果と評価のプロセスについて好意的に評価)しており、人事評価制度の活用が企業文化として根付いている状態」を成功と捉えるのであれば、大

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【外国人留学生が増える日本のサービス業の中核人材】

【外国人留学生が増える日本のサービス業の中核人材】

【外国人留学生が増える日本のサービス業の中核人材】

項目タイトルに

「無名大学の留学生→大手飲食・サービス・流通業への新卒就職という太いパイプ」

とありましたが、これは私もベトナム進出計画のあった某有名ラーメン店の社長からお聞きしたことがあります。

「もはや、我々の店舗の中核メンバーはベトナム人留学生である」

とおっしゃり、せっかく育てたメンバーの「帰る場所」としてベトナムへの店舗出展を

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【技能実習制度が炙り出す日本の人事問題と今後の活用ビジョン】

【技能実習制度が炙り出す日本の人事問題と今後の活用ビジョン】

https://project.nikkeibp.co.jp/HumanCapital/atcl/column/00058/092100012/

【技能実習制度が炙り出す日本の人事問題と今後の活用ビジョン】

素晴らしい記事です。

まず、私も以前から思っていた「技能実習生で問題起こす会社は、そもそも日本人社員への扱いでも問題があるんだよなぁ、、」

がデータをもとに明確に示されています。

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【密接につながる「人事版ISO」「人的資本経営」「HRテクノロジー」】

【密接につながる「人事版ISO」「人的資本経営」「HRテクノロジー」】

昨今、人事界隈で一番ホットなキーワード、

・人事版ISOであるISO30414
・人的資本経営
・HRテクノロジー

全てのキーワードが非常に密接に関連してることがよくわかる素晴らしい記事です。

現象としてこのような動きがある背景には、「インターネットの発展による人間一人が影響を行使できる範囲の飛躍的な向上により、「頭数」よりも「どんな能力があるか」が極めて重要になった、ということがあるのだと

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【ワクチン接種を拒否する従業員とどう向き合うか?】

【ワクチン接種を拒否する従業員とどう向き合うか?】

【ワクチン接種を拒否する従業員とどう向き合うか?】

現在、ベトナムでは「従業員のワクチン接種完了を条件」とした企業活動の再開や出社のための外出許可が実施、検討されています。

しかし、アメリカでの動きのように「ワクチン接種を拒否」する人も一定の割合で存在します。

このBBCニュースの看護婦さんは勤務先の病院が「ワクチン接種」を雇用条件としたのでワクチン接種の拒否によって解雇されてしまい、法廷で

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【ニトリ、3万人の全従業員が毎月1on1面談】

【ニトリ、3万人の全従業員が毎月1on1面談】

【ニトリ、3万人の全従業員が毎月1on1面談】

ニトリさん、3万人の従業員全員が、毎月1回、上長との1on1を行うそうです。

やはり、これだけ人数がいると大変なので、専用のアプリを使うそうですが。

一般に日系企業の人事考課「6ヶ月に1回」が多かったですが、「毎月

1回」というのがスタンダードになってくるでしょうね。

話す内容も大事ですが、やはり、コミュニケーションは数が大事だと思うので、

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イケアの「We believe in people」(私たちは人を信じる)

イケアの「We believe in people」(私たちは人を信じる)

イケアは「We believe in people」(私たちは人を信じる)をキャッチフレーズの一つにしている。そのため、短時間労働者に対しても細かい業務指示書はない。それぞれが与えられたコンピテンスプロファイルに基づいて責任を持って業務を行うことが前提となっているからだ。会社から信頼されている社員同士の仲がよく、会社へのエンゲージメントが高いのもうなずける。

We believe in peop

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