【未来の下町作りに取り組む】小林一雄さん
今回は、入谷を本社に構える【メトロ設計株式会社】代表取締役 小林一雄さんに取材させて頂きました。
実は、小林さんとは入谷にあるカフェで一度お会いしたことがあり、その際は挨拶をさせて頂いただけでしたので、今回の取材は僕の中では楽しみで、色々とお伺いさせていただきました!!
小林さんは、地元の入谷をこよなく愛する気持ちが強く、本当にこの街を心の底から愛されている方なんだと感じました。
まずは、小林さんの入谷愛の正体について聞いていきました!
1.街全体が遊び場!?
小林さんは生まれも入谷で、長らくこの入谷という下町を見てきて、やはり幼少期の思い出が強かったそう!
入谷や谷中という街は空襲の被害が免れた地域で、江戸時代からの路地が残っている街だそうです。
調べてみると、東京でも空襲の被害を免れた地域は珍しく、他にも墨田区京島、中央区佃あたりもそうらしい、、
また、鶯谷駅は山手線でいらない駅ナンバーワンとも言われたりしており、その寂しい気持ちがこれからの入谷という下町を活性化させようとする小林さんの原動力になっています。
そして、小林さんが今までに入谷の未来を考える上での取り組みをご紹介させて頂きます!!
2.現在はクラファンにも挑戦中!!!
小林さんが経営されている【メトロ設計株式会社】は、昭和39年創業の地下鉄を中心とした鉄道施設、社会的インフラとして重要な上下水道、電線類の地中化など地下構造物の設計を得意としている土木・建築設計コンサルタント会社です。
こちらがメトロ設計株式会社HPとなります⇓
そして、小林さんは現在で5代目社長さんとなります。
2008年から代表取締役に就任して以来、数々の入谷の未来を考えた施策を行ってます。
その一つとしてあるのが、レンタルイベントスペース『SOOO dramatic!』の設置です。
SOOO dramatic!設置のきっかけは、本社ビルに入居していた大規模テナントの退去でした。
そこから空いた1Fスペースに入谷に地域貢献できる事を模索した結果、何か新しいことが生まれるきっかけを作りたいと考え、現代の公民館としてのイベントスペース「SOOO dramatic!」の着想に至ったそうです。
他にも、本社ビル内には2階には革製品からジュエリー、アニメに至るまで、あらゆるものづくりに関わる人たちが集まる共同アトリエ「reboot」を開設されたり、
更に本社ビルの4・5Fには、東京の企業向けレンタルオフィス「ベンチャーステージ上野」も開設されて、何か面白い事が生まれるきっかけとなる場を創造されています。
そして、小林さんは現在『入谷の記憶を未来に繋ぐ会』として、旧坂本小学校を核としたコミュニ ティ再生を目指す活動もされています。
入谷の記憶を未来に繋ぐ会として、まちのランドマーク的存在になり得る、築96年の旧坂本小学校が解体され、まちの記憶とコミュニティも少なからず失われること危惧して、「このまちを拠点にして生きている当事者として 何か出来ないか?」という思からクラウドファンディングにも挑戦中となります!!
僕は、入谷にいながら旧坂本小学校の事実を知らなかった立場だったのですが、ページを読んで入谷だけではなく、他の街や集落でも起こっている問題だと感じ、支援をさせて頂きました。
同じ入谷民として、本当に誇らしい活動ですし、このプロジェクトの成功を皆さんでも応援して頂きたいです!!
東京の下町の入谷には、こういう人たちが沢山いるんだ!という事も含めて、知って頂きたい思いもあります。
最後に、小林さんの魅力は、街を愛して、その街の人と交流し新しいことを仕掛けていく姿勢に有るのだと実感いたしました。
また、今回は伺えませんでしたが、数々のプロジェクトの背景に有る苦労話等もあったかと思います。
ですが、それを感じさせないほど楽しそうに語る小林さんは【入谷を愛し、また入谷に愛されている人】なので、是非今後何か一緒のプロジェクトが出来たら嬉しいです!!(懇願)
皆さん期待してて下さい!!
最後まで、見て頂き有難う御座いました!!!
サポートよろしくお願いいたします。