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傲生物質


この世界は幸せで満ち溢れているなんて気持ちの悪い洗脳を幼少期に受けてきた者も多いだろう。
私もその一人でそれを信じつつ貫いてきた様な存在でもある。
そもそもの話をするとするならば私は幼少期の頃から洗脳を受けてきたので、どれが本当かどうかなど知る由もないのだ。
あながち間違ってはいないとすれば、幸せ等ただの幻想に過ぎないのかもしれない。
血迷ったようにある物はこう言う。
「今が幸せじゃないのなら、いつ幸せなんだよ」と。
仮に今が本当に幸せだと言うのであれば、他の物達が吐いている幸せを見て反吐がでそうになる事はまず無い。
ならどうしろと言うのか。
戦争を経験しないと分からないだろ とでも 治安が悪くならないとわからないだろ とでも言うのだろうか。
そもそもこの世界そのものが間違っているのではないのだろうか。
色々とおかしくはないか?

我々が経験している混沌は人様々である故にその人によって見る場所は違ってくるものなのだ。
それにも関わらず恰も自分達が勝ち組なのだと手を揃えてバカのように宣伝する連中すらいるような世界なぞ、その世界に何を求めれば良いと言うのであろうか。

では問う。
家庭に恵まれていれば幸福なのか?
恋人がいれば幸福なのか?
それとも、周りに恵まれていれば幸福なのか?
自分に与えられた自由を得るだけでも幸福なのか?
お金があれば幸福なのか?
お金持ちなら幸福なのか?

限がないが、そもそも我々はしょうもない事に関して線を引きたがる。
そんなしょうもない事に線を引いて、他人を批判するなり侮辱したりする。
そんなしょうもない生物が人間であって、それでも尚くだらない事を理由にして争いばっかりしている。

そもそも世界がこんなにもクソッタレなのにも関わらずこれらが善だの悪だの決めつけてはケイドロを繰り返していては何の解決策もなくては限がないのではないか?

そんな限がない問題事に関して一線の区切りをつけて好き勝手に議論しているバカな連中だっていれば、下手したら宇宙人だっているのかもしれない。
大半はSNS上での話ではあるのだが、そもそも我々人間と言うしょうもない生き物はくだらない事で言い争いを行う事が好きらしい。

他人の批判とか自分を棚上げしないとできないでしょ

大半の人間は他人の批判をする場合自分の事は棚上げしているのであって、誰が劣っている これには勝っている とか言う区切りがある訳では無い。
他人の批判とか自分の事を棚上げしないと出来ないものなのだ。
そもそもの話をするとすれば、自分の事を棚上げする云々の前に自分もその批判となる対象と同じレール上にいる事に変わりは無い。
それにも関わらず、恰も対象が間違っていたかのように自分の事は棚上げして、相手のここはどうだのこうだのくだらないリアルファイトをネット上で常に繰り広げているのだから正直驚いているよりか、それを通り越して哀れだとしか私は思っていない。

(中にはバトルロアイヤルなんてさらにしょうもない事を決定事項として、上下争っていたバカの集まりもあった訳だが…)

SNSはカブトムシ達の集まりなのか?

他人の批判をする上で自分を棚上げしないといけないの云々に関しては常に触れたが、それに関して私が思うに単なる虫の争いに過ぎないと言うのが率直な感想なのである。

メスの奪い合いをする為に日々道聴塗説と言わんばかりの知識を用いて戦いを繰り広げているかわいいかわいいカブトムシの争いであると考えてみれば、何だか彼等が幼稚園児の幼い子供達に見えて可愛さが増してしまう事には繋がるが、彼等のやっている事はこの事となんの代わりもなく。
よりにもよって解決策すらもまともに講じない為、時間の無駄である上に知識炸裂させようとも問題事に関しての辻褄すら合わないご茶混ぜな暴論ばかり飛ばしているのであって、解答すらも彼等は出来ていないのだから、強いて言うならばカブトムシなのではなく、カブトムシ以下なのでないだろうかと思ってしまう時もある。

そもそも彼等はSNSに存在する一人のおかしな生物なのにも関わらず特技であるオウム返しを繰り返すわ、匿名性を盾にして槍を飛ばしまくるわで矛盾の存在そのものなのではないのだろうか。

我々人間には知識と言うものを与えられている。
これは最強の武器なのではあるが、これを上手く扱う事が出来ないのが我々人間と言うしょうもない生き物なのではないだろうか。
せっかく素晴らしい能力を得ているのにも関わらず、上手く扱えなければ石ころを投げる為にしか使わないのか?

我々人間は与えられた知を使い、火を起こし文明を築き上げ繁栄し発展してきた。
だが彼等を見るとどうだろうか
勝手にちょっかいは出してはくるわ、石ころをあれやこれやと投げつけてくるわで原人以下の猿でしかないのではないか。

言い方を変えるとすれば、単に頭のちょっと良い猿。
このちょっと が大事だと私はおもっている。
そもそも彼等猿の一種はそのちょっと頭の良いだけで縄張り争いを繰り広げるしょうもない生き物でもある上にサッサと絶滅危惧種認定された方がいいんじゃないの?と思わずにはいられないほど人間に対して害を与えてくる。

我々人間よりか、あの猿の一種の方が実は繁殖力だって人一倍上でもあるのだから、生殖能力に付け加え、ちょっと知識を持っただけで厄介極まりない存在へと様変わりしていっている。

彼等猿は人懐っこい所もあれど考え方は本当にちょっと頭の良い猿と言った所なのだ。

傲慢な生き物は我々人間なのであって、それを無駄使いしているのも人間なのである。

だが、ちょっと頭の良いだけの猿は違う
彼等は傲慢な上に態度に関しては我々人間よりか人一倍上なのだ。

謎の存在にも程がある

何故SNSの発達を得てこんなにも人間は猿と同じ存在にまで劣っていってしまったのだろうか。

#思想 #考え方 #エッセイ #哲学



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