見出し画像

ころころ通信#4

お久しぶりです、ころも部のこむっちとやなじゅんです。
今回のころころ通信では春のお披露目会後におこなった作戦会議やすでに少しずつ動き出している活動についてご紹介していきたいと思います。

ころも部とは?
前回までの活動についてはこちら

まずは活動計画を立てよう!

ころも部メンバーで改めて「衣」に関して気になること、思っていること、やってみたいことをざっくばらんに話し、ざっと書き出してみました。

「着たあと」のこともいろいろ気になっているようですね。

え?制服って学校に着いたら着替えるの?

中でも盛り上がったトピックは「学校の制服」についてです。
メンバーのにじかの通う中学校では登下校中しか制服は着ないそうで、学校についたらみんなジャージに着替えるそうです。地域によって違いはあるかもしれませんが多くの地域でこれって常識なんでしょうか?
あまり日常的に着られないこの制服が3年間で廃棄されてしまう現状にはメンバー一同モヤモヤ。個人間でお下がりをやりとりしたり、制服回収サービスに出している人はいるようですが、多くはゴミとして捨てられている可能性が高そうです。
ある企業では仕事の時に着用する制服は個人に貸し出し、持ち帰ることなくそのまま社内で一括クリーニングしたり、サイズ変更、お直しもおこなっているところがあるようで、学校や地域コミュニティでもそういう取り組みができればいいのになぁという話になりました。とはいえ、いきなり学校を動かすことはハードルが高そうなので、明日からでもできることを考えてみました。

不要になったお気に入りの服を、次の人につなぐ場をつくるのはどう?

メンバーのこの一言から、「不要になったお気に入りの衣類を大事にしてくれる次の持ち主へ、気軽につなぐことができるみんなの共有クローゼット」をコンセプトに、「衣類を循環させるシェアハンガー」を実施することにしました。ちょうど柏の葉で8月上旬に開催されるイベントがあったのでこのイベントへの参加をきっかけに街へ出ていくことに。
まずは自分たちの家で不要になった、もう着れないけどお気に入りで捨てられない・誰かにまた着てもらいたい衣類を持ち寄り、どうするか考えてみることにしました。ストーリーとともにお渡しできたらいいねという意見もでていたのでその伝え方についても考える必要がありそうです。

洋服を持ち寄り、作戦会議中。

「素材」の循環も自分たちで回せないだろうか?

もう一つ盛り上がったトピックは「素材」の循環についてです。
ころも部メンバーの中には畑で野菜を育てているメンバーがいるのですが、畑で「衣」に関わる素材も育てて、その素材で衣類を作って、さらにそれをまた畑に還すことができないかという妄想が広がりました。
・畑に還すことができる素材って何?
・土に還るって、どういう変化が起きてるの?
・その土でまた野菜が作れたらなんかハッピー!
自然にも私たちの肌にも優しい素材としてパッと浮かんだのは「綿」です。
偶然にもメンバーの知り合いで綿を自分で育てている方が見つかり、なんと余っている種を分けてもらえることなりました。
こうして、「素材」を育てるチャレンジがスタートしました。

綿の種。ぬるま湯につけて、数日で発芽してきました(真ん中あたりにご注目)。

さあ、またころも部の新しい活動が動き出しました。
各活動についてはまたころころ通信で報告していきますのでお楽しみに。
つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?