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お盆が近いので①

身体から抜け出たたましいは目には見えませんが、亡くなってからしばらくの間「未成仏の霊魂」として大切な方々のそばにいらっしゃいます。期間は人によって違いますが、葬儀終了~49日頃まで滞在する方が多いようです。

突然、驚かせてごめんなさい。でも、これは知っておいた方が為になると思うので、ちょっと心の片隅に入れておいてくださいね。これは絶対そうであるとは言えませんが、私が特質により、感じさせられ、学んだことです。

地上(低い波動域)での未成仏の霊魂の状態から、いわゆるあの世という光の彼方へ旅立つ時は一人一人違います。お迎えの方に導かれたり、痴呆だった方は光に吸い込まれるように、あるいは葬儀が終了して大切な方々が自分の死を受け入れたなと感じた頃、諦観して旅立ち、成仏されるようです。

身体を離れた霊魂の想いは、生きていた頃よりも、理屈がなくなって単純で純粋です。たましいの状態(意識体のみ)になるとすぐに拡大(飛躍)できるので、大切な人達の自分に関する会話や言葉を、どんなに遠くであっても聴くことができて、行動を見ることもできます。亡くなる時の外見や身体能力とは裏腹に、素晴らしい超感覚は、意識体の本質として蘇るようです。

その超感覚は、人によっては、まだ息があるうちに体験できますから、たとえ意識がないように見えていても、家族が自分に会いに飛行場からタクシーに乗った姿を確認して、到着を待って息を引きとったり、逆に悲しんで取り乱す姿は見たくないなぁと、介護で疲れている家族がふと居眠りをした瞬間に、感謝の気持ちだけを置いて、旅立ったりもします。(だから不必要に看取りが出来なかった…とご自分を責めたりしないで下さい。亡くなってもまだ近くにいらっしゃいますから、声に出して想いを伝えて下さいね。

成仏前は、生きていた時の考え方のまま、この世に在するので、後悔や反省や心配もよく聞かれます。それを真に受けてご家族にお伝えした後、私は何度も驚かされました。光の彼方へ旅立って成仏すると、なんと、後悔も、反省も、心配も減っていき、普遍的な愛そのものに変容していくのです。

一番驚くのは「過去も未来も見えるから、なんの心配もいらない」「全てが必然で起こっているに過ぎない」「自分が遺したお店(や、子供達)の未来がここから見えるから大丈夫です」等、180度、言う事が変化するのです。

ですから、私は49日を過ぎた成仏後にのみ、言葉を取次ぐことにしました。

成仏された方々は、まったく怖い存在ではなく、家族や大切な友人やお世話になった方々を愛の想いだけを持って、いつも見つめています。だからあなたが不意に(今のはもしや!?)と、音や、光や、小さき生き物に感じたなら、思考で怖がらないで「来てくれているの?ありがとう」って伝えてあげてくださいね。その時に胸に手を当てて、あたたかい感じがしたら、それで正解です。意外と私達の身体は、目に見えない領域とリンクしています

私が目に見えない存在達に教わったのは、いずれ私達もそこへ還ること、何も恐れる必要がないこと、実は、そこが素晴らしい世界だということです。何故なら、いつでも愛する人のそばにいられて情動を共振できるからです。どうしても言いたいことがある方、気づいてほしい故人は、私の目の前に、ご家族を導いて、連れていらっしゃいます。愛の想いの力って凄いです。

見えないけれど確かに在る、愛の想いを伝えることが、私の仕事です。


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