エンジニアからディレクターへ。新たなステージで、未来を拓く。
ビビッドソウルPRチーム・吉田&鬼塚による社員インタビュー第5弾!
今回は、元エンジニアで、現在ディレクターとして活躍する池山さんにお話を伺いました!
池山さんの前職と、これまでの経歴について教えてください。
吉田:
池山さんは、現在ビビッドソウルでエンジニア出身のディレクターとして活躍されています。
もともとエンジニアを志した理由は何ですか?
池山:
かなりさかのぼりますが、中学時代に友人から「高専」という存在を教えてもらったことが、エンジニアの仕事に就くことになったきっかけです。
一般的な高等学校と異なり、高専では技術者になるための高度かつ専門的な知識を学ぶことができます。
そこに魅力を感じて、関西の中でもレベルの高い国立の高専を受験しました。
府立の高専もあったのですが、国立の方がやっぱりかっこいいなと思って(笑)
吉田:
たしかにかっこいいですね!
池山:
無事試験に合格し、高専の情報工学科に進学した時点で、将来情報処理の知識やプログラミングの技術を活かせる道に進むことはほぼ決まっていましたね。
鬼塚:
なるほど、自然な流れだったんですね。
卒業後はどのようなお仕事をされていたのですか?
池山:
学校を卒業してからは、無線機の会社で組み込みエンジニアとして働いていました。
そこを半年くらいで辞め、その後、大阪の会社でWebのシステム開発をしていました。
吉田:
大阪の会社では、具体的にどのような業務をされていたのですか?
池山:
当時よく使われていたCakePHP というオープンソースのWebフレームワーク等を用いて、サイト制作を行っていました。
各種ショッピングサイトのほか、プロ野球球団の会員サイトも作ったことがあります。
Web開発で使用するPHPは、組み込みで使用するC言語と似ているので馴染みやすかったですね。
吉田:
プロ野球球団の会員サイトを作っていたのですね、すごい!
池山:
一緒に仕事をしていたデザイン会社がスポーツ業界のサイト制作に強かったので、野球好きが集まるSNSなんかも作っていましたね。
吉田:
そうなんですね!
池山:
そのあと独立して個人で仕事をしていた時期もあったのですが、紆余曲折あってまた会社員に戻りました。
それがひとつ前の職場になります。
そこでは、Web制作とアプリ開発のディレクターをしていました。
その会社でビビッドソウルの社長である貝沼さんと一緒に仕事をする機会があり、縁があって今ここにいます。
吉田:
なるほど、そのようなつながりだったのですね。
一時、個人で活動されていた時期があったということですが、会社に所属しているときと比べて、働き方の違いやフリーランスならではの大変さなどはありましたか?
池山:
個人でやっていたときは、やはり売上を追わなければいけないところが一番大変でしたね。
売上がないと、生きていけないので。
それ以外は自由といえば自由でした。
安定した収入があるときは楽だし、ないときは大変…という感じですね。
吉田:
なるほど…!
現在のお仕事について教えてください。
池山:
現在は、システム開発案件のディレクションをしています。
主にインフラ部分を担当することが多いですね。
吉田:
ビビッドソウルのシステムまわりは、池山さんが担当してくれていますよね。
いつもとても助かっています!
案件の中でも、Web制作が主なものとシステム開発が主なものがありますが、池山さんが担当するのはやはりシステム開発系が多いのでしょうか?
池山:
そうですね、Web制作だけの案件は、最近ほぼタッチしてないですね。
吉田:
システム開発系には、どのような内容の案件が多いですか?
池山:
スクラッチ開発といって、CMSを使わずに、エンジニアさんにイチからコードを書いてもらうような比較的規模の大きな案件が多いです。
現在は、企業の業務を管理する基幹システムの構築などを主に手がけています。
吉田:
なるほど。
池山:
WordPressのようなCMSを使えば、手軽かつスピーディーにWebサイトを構築できますが、一方でスクラッチはすべて自由に作れるため、より高度なカスタマイズが可能です。
案件が大規模になってくると、なおさらスクラッチの良さが際立ってくると思います。
たとえば、サーバーを増やしましょう、スケールしましょうという話になったときにも、スクラッチなら対応しやすいですしね。
吉田:
自由度の高さが、スクラッチ開発の魅力なのですね。
仕事をする上で、池山さんが得意としていることなどはありますか?
池山:
そうですね、僕の場合は、自分の得手・不得手がはっきりしていると思います。
たとえば、ミーティングの場でパパッと決めたりするのはけっこう得意なんですよ。
吉田:
うらやましい…!(笑)
池山:
その一方で、計画的にコツコツ進めるっていうのはあんまり得意じゃないんです。
バッとやって、バッと終わらせたい。
だから、ちょっとずつ進めるのが苦手なんです。
そうすると、気の乗らないタスクがどんどんたまっていくっていう…。
一同:
(笑)
吉田:
池山さん、チャットのお返事もすごく早いですもんね。
池山:
それは、ためるとめんどうだからです(笑)
鬼塚:
ちなみに池山さんは、エンジニアに必要な能力ってなんだと思いますか?
池山:
そうですね、エンジニアに絶対欠かせない能力は「論理的思考」だと思います。
論理=ロジックって、要するに算数みたいなものなんですよ。
「こうなったらこうなる」っていう条件をちゃんと理解してプログラムに落とし込む力がないと、エンジニアになるのは難しいかと思います。
鬼塚:
なるほど。
池山:
実際、「プログラムは学んだけれど、書けない」という人も少なくないんです。
鬼塚:
私もなんとなくPHPは読めるけれど、自分では書けません。
これが「論理的思考が足りていない」っていうことなのかもしれないですね。
池山:
たとえば、装飾や動きといった、直接ユーザーの目に触れる部分を作るフロントエンドエンジニアであれば、それほどロジックがわからなくてもできると思うんですよ。
ただ、バックエンドのシステムで大規模な開発をしようと思ったら、やっぱりロジックは必要不可欠だと思います。
吉田:
そうなんですね。
これからエンジニアを目指す方へのいいヒントになると思います。
池山:
一応、僕の職種は「ディレクター」なんですけどね…(笑)
吉田:
そうでした!(笑)
鬼塚:
エンジニアとディレクターの仕事はだいぶ違うと思うのですが、そのあたりでギャップを感じることはありませんでしたか?
池山:
正直ギャップはありましたね。
エンジニアとディレクターでは、理系と文系くらい違うので。
成果物を作る人と、成果物を管理する人。
役割がまったく違いますよね。
鬼塚:
ディレクターは対外的なやり取りがすごく多いですしね。
池山:
そうですね。
エンジニアと比べて、ディレクターは「営業」寄りというか。
今までずっとディレクターよりエンジニアの方が多い職場にいたので、入社当時は「ディレクションって、こんな感じなんだ…!」という驚きもありました。
今、ディレクターとして働く上で、お客様の要望をうまく調整しながらプロジェクトを進行していくことが何よりも大切だと感じています。
ビビッドソウルでディレクターとして働き始めてから3年ほど経ちますが、自分にとって最適なディレクション方法を身につけてこられたのではないでしょうか。
ビビッドソウルのいいところを教えてください。
池山:
ビビッドソウルは、従業員それぞれの事情に応じて柔軟に対応してくれる会社だと思います。
たとえば、「家庭の事情で今日は少し早く上がります」というのも、ここでは特別なことではありませんよね。
吉田:
たしかにそうですね。
ちなみに、今ビビッドソウルでは「週3出社・週2リモート」が基本の働き方になっていますが、そのあたりについてはいかがですか?
池山:
あまりリモートが多くても気が緩んでしまいそうですし、このくらいがちょうどいいバランスなのではないでしょうか。
体調や個々の事情により、必ずしも週3出社しないといけないわけでもないので、フレキシブルに働けています。
吉田:
それ以外に、ビビッドソウルに対して何か感じることはありますか?
池山:
これまで働いてきた会社もそうだったのですが、比較的自由度は高い方だと思います。
良くも悪くも柔軟、というのでしょうか。
あとは、新しいプロジェクトが立ち上がったときに、「やります!」と手を上げる人が多いのも、ビビッドソウルのいいところだなと感じます。
これから挑戦したいことや、今後のビジョンについて教えてください。
池山:
以前はインフラやフロント関連の仕事の幅をもっと広げていけたら…と思っていたのですが、今はディレクターとしてさらなる最適化を図っていきたいと考えています。
吉田:
たとえばどのようなことでしょうか?
池山:
今よりもっとうまく案件を回したり、速く正確に進行できるようにしたり、ディレクターとしての資質を高めていきたいですね。
先ほどビビッドソウルは「良くも悪くも柔軟」だと言いましたが、そこに甘んじず、コツコツ計画的に進められるようになれたらと思います。
どんな人と一緒に働きたいですか?
池山:
自分と似たポジションの人が、もうちょっと増えてくれたら嬉しいですね。
吉田:
ディレクター、ということでしょうか。
池山:
そうですね。
最近、システム的に大きい案件が増えてきているので、エンジニア経験のある「システムに強いディレクター」がさらに増えたらいいなと思っています。
鬼塚:
具体的に、どの程度システムのことを理解している人に来てほしいですか?
池山:
できればインフラがわかる人がいいですね。
あとはサーバー設定を触れる人とか。
特に、エンジニアさんとシステムまわりに関する話ができる人だと、スムーズに案件を進行できるのではないかと思います。
吉田:
「ディレクター志望のエンジニアさん、求む!」ということですね。
ビビッドソウルには、システム開発のお仕事がたくさんあります!
と、ここで宣伝しておきたいと思います(笑)
一同:
(笑)
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