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子どもも仕事も大切にできる。ビビッドソウルで見つけた、自分らしい働き方。

ビビッドソウルの若手社員・吉田&榎本による社員インタビュー第4弾!
今回は、2人の子どもを育てながらWebデザイナーとして活躍するカマラさんにお話を伺いました!

デザイナー カマラ 由香利
静岡県出身
DTP/Webデザイナー経験は18年。
前職の仕事で交流があった代表の貝沼のもとへ。
Webデザインを中心に、ロゴデザインからアプリデザインまで幅広く活躍中。

カマラさんの前職と、これまでの経歴について教えてください。

カマラ:
大学は美大で、油絵を専攻していました。
そのため、学生時代は主に絵画制作を行っていましたね。
卒業後、デザイン科の学生たちは大手広告代理店等に就職することが多かったのですが、絵画科の学生たちは絵の先生や学芸員になったり、制作活動をしながらアルバイトをしたり...という道に進む人が多かったです。

私はデザイン会社で働きたかったのですが、大学でデザインを学んでこなかったため応募することができず。

未経験でも採用してくれる会社を探していたときに「写真」のお仕事に出会い、大学卒業後はコマーシャルフォトのカメラマンアシスタントとして働いていました。

吉田:
絵画だけではなく、写真にも興味があったんですね。

カマラ:
そうですね。
昔から絵を描いたり写真を撮ったりすることが大好きだったので、働きながら写真撮影の技術を学べるところがよかったです。

私が働いていた写真会社は大手百貨店の広告やカタログの商品撮影を行っていたので、実際に広告を作るデザイン会社の方々と一緒にお仕事をする機会が多かったんです。

そのデザイナーさんたちの仕事っぷりを見ているうちに、
「私ももう一度デザイナーを目指したい!」
という気持ちがむくむくと湧いてきて 。...

それで、思い切って会社を辞めることにしたんです。

デザイナーを目指すにあたって、まずはフォトショップとイラストレーターのスキルだけでも身に付けようと思い、短期間の講座を受講しました。

幸いにもフォトショップとイラストレーターのスキルだけで応募できるWeb制作会社が1社見つかり、その企業の外注デザイナーとして採用されたんです。

そこで出会ったのが、現・ビビッドソウル代表の貝沼さんです。
ものづくり事業部長の赤澤さんや、はじめさんとの出会いも、この会社でした。

吉田:
そうだったんですね!

カマラ:
はい。
その会社では、フリーランスのWebグラフィックデザイナーとして13年間働きました。

Webデザインのお仕事だけではなく、オペラ公演のプログラムやライブのフライヤー、お店の看板、たこ焼き屋さんの車体、CDジャケット、キャラクターなど、色々なデザインのお仕事をさせていただきましたね。

吉田:
かなり幅広いですね…!

カマラ:
そうですね、色々な経験ができてよかったと思っています。
先ほど挙げたとおりさまざまなデザインを手掛けてきましたが、やはりメインはWebデザイン。

13年間、Webデザインを中心に生きてきたと言えます。

吉田&榎本:
(笑)

カマラ:
そのような感じでずっとやってきたのですが、ある日突然、請負元からの受注が激減してしまったんです。

吉田:
何かあったのですかね…?

カマラ:
はっきりとはわからないのですが、会社の事情や方針の変換などがあったんだと思います。

急にお仕事が受注できなくなってしまったので、フリーランスを諦めて企業に就職することにしたんです。
そのタイミングで、すでにビビッドソウルを立ち上げていた貝沼さんから「うちの会社で働かないか」と声をかけていただき、今に至ります。

吉田:
すごいタイミングですね!

カマラ:
あのときは本当に救われました(笑)
当時2歳の子どもがいたこともあり、転職活動自体が難航していたんです。
採用担当者にデザインスキルは認めてもらえるのですが、「子育て中」というところでひっかかってしまい、なかなか採用に至らず…。

そんなときに貝沼さんに誘っていただいたので、ふたつ返事で入社させていただきました。

榎本:
ビビッドソウルに入った当初は、どのような仕事をしていたのですか?

カマラ:
実は、最初の頃はデザインの仕事がほとんどなかったんです。
そのため、入社後半年ほどはWebディレクターとして働いていました。

榎本:
そうだったんですね!
知りませんでした。

カマラ:
ディレクションは未経験だったんですが、貝沼さんのアシスタントをしながら少しずつノウハウを学んでいきました。
実際にやってみて、私はディレクターに向いていないことがわかりましたね(笑)

榎本:
具体的に、どのようなところが大変でしたか?

カマラ:
お客様とのやりとりをはじめ、アプリのことだったり、エンジニアとのやりとりだったり…。
幅広い知識が求められるので、すごく難しかったですね。

ただ、当時はとにかく目の前のことに一生懸命だったので、何も考えずにがむしゃらに働いていました。
そうしているうちに少しずつデザインの仕事が入ってくるようになり、私も今までの経験を活かして働けるようになっていったんです。

その後、澤口さんや赤澤さん、はじめさんなど、ディレクション経験豊富な方が次々に入ってこられたので、私はデザイナーの仕事一本でやっていけるようになりました。

現在のお仕事について教えてください。

カマラ:
現在入社5年目になりますが、コーポレートサイトのWebデザインやロゴデザイン等をメインに行っています。
そのほか、MOEGIのファスティングbookをはじめとする紙媒体や、アプリのUIデザインなども手掛けたりしていますね。

榎本:
これまでどのくらいの件数を手掛けられてきましたか?

カマラ:
ちゃんと数えたことがないのではっきりとは言えないのですが…。
ビビッドソウルに入ってからは、トータルで50件ちょっとでしょうか。

榎本:
その中で特に印象に残っている案件などはありますか?

カマラ:
一番印象に残っているのは、クリーニング店のサイトですね。
プログラムの入っていない静的なサイトなのですが、ワイヤーからデザイン、コーディングまですべて一人で手掛けました。

それから、某大手飲料メーカーのキャンペーンサイトも印象深かったです。
こちらの案件では、スマホサイトのデザインと、そこに組み込まれる抽選用のアニメーションを作成させていただきました。

GIFアニメを作ったのが初めてだったので、とても記憶に残っています。
その前のフリーランス時代には、トップページのデザインを1カ月に9~10件ほどやっていましたね。

榎本:
すごい数ですね…!

カマラ:
そうですね(笑)
ビビッドソウルに転職してからは、落ち着いて丁寧に仕事ができる環境になったと思います。

ビビッドソウルのいいところを教えてください。

カマラ:
社長をはじめ、全員がやさしくてあたたかいところですね。
失敗やミスも冷静かつ客観的に受け止めて対処してくれるので、委縮することなくのびのび自然体でいられます。

吉田:
わかります。

カマラ:
「個人プレー」や「競い合い」ではなく、「チームプレー」を大切にする社風で、みんなで一緒に前を向いている感じが好きです。
困ったときもお互いに助け合える環境なので、とても心強いですね。
会社の理念にあるように、みんなが他者への思いやりを意識して自ら率先して動いているので、人任せや自分勝手な人がいないのもいいところだと思います。
とにかく雰囲気が良くて、居心地がよくて、あたたかい会社です。

子育てとお仕事の両立についてはいかがでしょうか?

カマラ:
ビビッドソウルは子育てに理解がある職場なのでとても助かっています。
やはり子どもが小さいとしょっちゅう熱を出し、保育園をお休みしないといけないことも多いので…。

そんなときは、子の看護休暇や時間休を使わせていただきながら、うまく調整をするようにしています。
子どもを育てながら働ける環境が整っているため、とても仕事がしやすいですね。

榎本:
子の看護休暇は、就学前の児童を養育する従業員が、子どもの世話をする目的で取得できる休暇制度のことですよね。

カマラ:
はい。私の育休中にこの休暇制度を取り入れてくださったそうです。

私が休んだことで案件の進行が遅れてしまった際も、ディレクターさんがスケジュールを調整してくれたり、細かくフォローしてくれたりするので、本当にありがたいと思っています。

フリーランスのときは何がなんでも締め切りに間に合わせないといけなかったので、深夜子どもが寝たあとに仕事をしていることもありました。

榎本:
子どものための休暇制度を導入している企業はたくさんあると思いますが、実際に制度を利用するにあたって、気持ちの面で「使いづらさ」などはありませんか?

カマラ:
おかげさまで、ストレスなく使わせてもらっています。
社員が少なかった最初の頃は仕事を優先していましたが、どんどん人が増えて、みなさんとの信頼関係もしっかり築けた今は、安心して子どもを優先できるようになりました。
本当にありがたいなと感じています。

ただやっぱり自分の中では仕事を進めたい気持ちも大きいので、いつもどこかもどかしいですね。

吉田:
まだカマラさんと同じレベルで仕事をこなすことはできませんが、私も少しでもお力になれたらと思います。

これから挑戦したいことや、ビジョンについて教えてください。

カマラ:
挑戦したいことは、たくさんあります!
本当にたくさんあるんですけど、やっぱり子育て中だと自分の時間がまったくとれなくて…。
少しずつにはなると思うのですが、アニメーションや動画編集のスキルを身に付けていきたいですね。
それから、会社にもっと貢献できるように、デザインスキルをさらに磨いていきたいです。
実は、吉田さんがデザイナーとして身を立てられるようひたむきにがんばっている姿が、私にとっていい刺激になっています。

吉田:
そんな風におっしゃっていただいて恐縮です。

カマラ:
あとは、アートディレクションから手掛けてみたいというのもあります。
アートディレクションができるようになってはじめて一人前のデザイナーとして認められるような気がするんです。

どんな人と一緒に働きたいですか?

カマラ:
おもしろい人…ですかね。

吉田&榎本:
おもしろい人!?(笑)

カマラ:
はい(笑)
空気を良くしてくれる人や、雰囲気を明るくしてくれる人っていうんでしょうか。
あとは、楽しみながら向上していける人ですね。

吉田:
たしかに「楽しみながら」というのは大事ですよね。

カマラ:
ビビッドソウルで一緒に働いている人たちこそが、私が一緒に働きたいと思っている人たちそのものなんです。
包容力があって、やさしくて、あたたかい。
みんな仲がよくて、楽しく仕事ができるところがとてもいいなと思っています。
また、一人ひとりが経験豊富で、自分にないものをたくさん持っているため、日々とても勉強になります。

吉田:
なるほど。
とてもいいお話が伺えました。
ありがとうございます!

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