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WATERBOYSを私のドラマ史から消せない

前に書いた記事で、簡単に言えば好きな連ドラTOP8を上げたけど、その中で一番古い作品でそこまで世間一般で人気だったか?と言われれば首をかしげる作品がウォーターボーイズではないかと思う。(映画版のほうではなくドラマ版において)

今回はこのウォーターボーイズの何がそんなに好きなのか、をまとめておこうと思う。


基本情報

ウォーターボーイズ』(WATER BOYS)は、2001年に公開された日本映画。監督は矢口史靖。成り行きから文化祭シンクロナイズドスイミングを発表することになった男子高校生の奮闘と友情を描く青春コメディ。

転じて「シンクロナイズドスイミングに挑む男子生徒達」を指すこともあるが、語自体は映画プロデューサーが作った造語である。

2003年にはフジテレビにより『WATER BOYS』と題して映画の2年後を舞台としたテレビドラマが製作された。

Wikipediaより

ウォーターボーイズとの出会い

ウォーターボーイズシリーズの最初は映画だが、映画ができる前に、埼玉のとある高校で男子高校生が文化祭でシンクロをやっているとニュースで取り上げられるぐらい有名になっていた。
奇しくもその頃私は高校生だったので、すごいことする同世代がいるもんだと興味深く思っていた。

そこから少し経って、友達と舞浜のイクスピアリに遊びに行っている時に映画でも見ようかということになった。
元々映画を観ることが目的ではなかったため、なんでもいいよ、という気分で適当に決めたのがウォーターボーイズだった。

その頃は前情報を仕入れるなんてこともせず、適当に決め適当に席に着き、つまらなくなければいいな~なんて思うぐらい。
だったのだが、その映画になんと出演俳優が挨拶にきたのだ。
今となってはそれが上映前だったか後だったかも思い出せないし、座った席もかなり後方だったためぼや~っとしか思い出せないのだが、たぶん玉木宏がきてたと思う。
でもマジでその当時はウォーターボーイズ出演俳優達はみんな超若手ばかりで観てた私達は誰?状態だった。
大体かなり遠目だったため、それが主人公役の妻夫木だったとしても誰?と思ったかもしれない。

それはともかく映画の内容はめちゃくちゃに面白かった。
元々スポ根モノもコメディもダンス等が入る演出も好きなのですごく密の濃い2時間が過ごせた。
選んでよかったー!と友達一同と大満足だった。

そのあと矢口監督の原作小説を買ってしまうくらいお気に入りに。

WATER BOYSの放送が始まる

そして映画の2年後、テレビドラマが始まる。
ドラマ版の舞台が映画版の2年後の舞台ということであの劇場で観たであろう玉木宏もでるということでもちろん喜び勇んで毎週楽しみに観た。

映画版主人公妻夫木の正統な後継者・山田孝之
破天荒陽キャ・森山未來
頭硬いTHE生徒会長・瑛太
カナヅチ硬派キャラ・石垣琢磨
泳げるデブキャラ・石井智也

これらのメインキャラを軸にウォーターボーイズお決まりスタンダード劇場が繰り広げられるのだが全部全部面白かった。

優しいモブ友達・田中圭もめちゃくちゃいい味出してた。

主題歌の「虹」もすごくマッチしていて連続ドラマとしての完成度がずば抜けて高い作品だと思う。

あとウォーターボーイズ肝心のシンクロ。

これの裏話は度々NG大賞などで語られるが、山田孝之は泳げなかったというのが更に作品への厚みを与えてくれる。

そしてフルコース入り

この作品がとにかく好きすぎて、初めてのDVDボックスの購入を決意。
今でも宝物である。

令和の今みると、あまりにテンプレート通り過ぎる(ドラマあるあるすぎる)と思うことはある。
大人の都合で廃部の危機、高すぎる目標設定され目標達成できずに一度は諦めるも周囲の手助け(大体署名)によりなんとか復活!みたいな。

それでもそれらにいろんな味付けをすることにより唯一無二の作品になり誰かの忘れられない作品になるのだ。

現に私も放送から20年以上も経っても山田孝之と森山未來が服のままプールに入って「シンクロやろうぜ!」といってメインテーマ曲が流れるシーンは忘れられない。

かくしてWATER BOYSは私のドラマ史から消せない作品の一つとなった。

小ネタ

この記事のためにwikiを観てたら星野源の名前があってびっくりした。
20年越しに知る事実。映画版に杉浦太陽がいるのは知ってた。
このWATER BOYSシリーズのおかげでシンクロできますっていう男性俳優さんがかなりの数いるんじゃないかと思うと面白い。

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