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子育て疲れすらも吹き飛ばす!?自然の力🌳

皆さん、自然に触れていますか?都会に住んでいる方や毎日が仕事と家庭との往復になっている方は、もしかしたら自然欠乏症になっているかもしれませんよ…。



1.自然欠乏がもたらすもの

森や川など自然の多い場所には最近行きましたか?実は現代人の多くは自然に触れる機会が少なくなり、それに伴い不安感や抑うつ感の増加、ADHD傾向の増加、集中力が低下するなどの様々な健康リスクが確認されています。

2.QOL爆上がり!自然がもたらすバイオフィリア効果①

⚫︎幸福感UP

・森や川辺などの自然豊かな場所に行くと、わずか0.2秒でポジティブ感情が生まれ、さらにネガティブな感情には鈍感になれることが分かっています。

・不快感や恐怖心、不安などが軽減される効果も自然にはあります。人の快・不快、緊張や恐怖といった感情を発生させる扁桃体という脳の働きが緩やかになるからですね。

・またコルチゾールというストレスホルモンが減少し、幸福感が増加して感情が安定します。2日間森で過ごすことで2週間にわたって自尊心の改善が見られたなんて研究もあるくらいです。

⚫︎体の調子を整える

・なんと医療費も節約できるそうです!自然の多い地域に暮らしている人はそうでない人に比べて主観的な健康度が高く、またイリノイ大学の研究によると町にたった1%緑が増えるだけで4.32ドル医療費が節約できるそうです。自然の多い場所になかなか行けない人は職場や家に観葉植物を置くだけでも恩恵が受けられるかもしれませんね。

・驚くべきことに自然には抗がん作用もあることが分かっています!人体にはナチュラルキラー細胞という、全身を駆け巡りながらがん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃するリンパ球が存在します。森の中を2時間程度散歩することを3日間継続したところ、このナチュラルキラー細胞が40%増加し、1ヶ月経過してからも15%の増加が確認されたそうです。

3.子育ての強い味方にも!バイオフィリア効果②

⚫︎マタニティブルーの軽減

・妊婦さんはほぼ一年中体調不良と戦っていると言っても過言ではないので、鬱症状や不安症など、いわゆるマタニティブルーと呼ばれる症状に悩む方も少なくないでしょう。実は森林の中で胎教(お腹の赤ちゃんを意識しながら過ごすこと)をすることでこれらの精神的な負担が大幅に軽減されるそうです。散歩などの軽い運動をすることも、胎児の学習能力を向上さるなど脳機能の面でプラスになることが分かっているので、自然の中を散歩するとより効果的だと思います。もちろんその日の体調と相談して行いましょう。

⚫︎子どもにとってもメリットが盛りだくさん

・近年発達障害やグレーゾーンとみなされる子が増えてきていますよね。もしかしたらこれを読んでくださっている方の中にもそういったお子さんを育てている人もいるかもしれません。そういった方こそぜひ自然の中でお子さんを遊ばせてあげてほしいと思います。
例えば、ADHD傾向のある子どもの場合、自然野中で遊ばせると適応性が高まりADHD症状が3分の1程度に減少し、さらに自然の中を20分散歩しただけで認知機能が高まったという研究があります。

・自分の子どもには出来るだけ優しい子になってほしいですよね。自然の中で遊ばせることで、前頭葉という自己コントロール能力などを司る脳の部位が活発になり、攻撃性が下がったり共感能力が上がったりしたそうです。社交性が高まるということなので、学校だけでなく社会に出てからも間違いなく役立つでしょう。

・また、子どもの成績を伸ばしてあげたいという方はぜひ週1回でもいいので自然の多い場所で勉強させてみてほしいです。週1回だけでも自然の中で勉強しただけで集中力が2倍になり、約1週間は集中力が持続したそうです。

まとめ.自然に触れる機会をもっと増やそう!

自然に触れるのが良いと感覚では分かっていても、科学的にも良さがこんなにも証明されているのには驚きですよね。実はこの記事も自然公園で木々に囲まれながら書いています笑 
近くに自然がないけど手軽に自然の恩恵を受けたいという方は、YouTubeで自然音(川のせせらぎの音がおすすめ!)を聞いたり、檜などウッド系のアロマを焚くのもリラックス効果があっておすすめです。
ぜひ少しずつで良いので日常の中に自然を取り入れて、快適な暮らしをお楽しみください☺️

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