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魔法少女は服を脱ぐ〜えいがをつくる〜

はじめに

私は今月の9日に19歳になりました。そして19というこの微妙な歳に、法改正によって成人ということになってしまいました。
はぁ、ハタチで成人したかったな。
二十という数字。何か特別なものに感じていたし、今も二十歳になったら何か失うんじゃないのかと。。。。。。というより、何か変わるんじゃないかと期待している私がいる。


この曲のことを監督は「びびちゃんはまだ二十歳を経験していないのに十九から二十になる絶望ややるせなさ、それを受け入れる気持ちをちゃんと歌にできていてすごい」と言ってくれた。その時私は「自分の経験してないこともかけるように最近なりました〜」と言ったのですが、それは違ったのかもしれません。
まだハタチを経験していないからこそ、ハタチになったら何か劇的に変化する❕と。
魔法を失って、纏っていた服を脱いで、また始まることを恐れ、期待しているのかも。


今回映画を作ることになって、クラウドファンディングもあと2日。
私は何を話そうかなと思った時に、、、映画を作る経緯はすくなめ監督が書いてくれた通りだし、魔法少女の歌詞の話は写真の莉里子が最高の言葉をくれた。(まだ読んでない方はここから⬇️)私がさらに話して上書きしてしまうのは違うなぁと思ったので、今回のお話に関連して私の高校時代について書こうと思う。


高校の話

私は小、中、高一貫校にいたのだが、中三で学校がだるくなったので、高校だけ違う学校に行った。(人に話すときはめんどくさくって、一貫校に通ってたって言って、はしょっていました。ごめんねあの時の美容師さんとか大学の友達とか。)しかも1年の時に音楽の専門系の学校に入り、そこには同級生が1人しか居らず、2、3年は通信制高校に編入したので三年間の間で話した人数は多分…15人くらい。やばすぎる。そこにコロナ真っ只中でリモート授業に行事の中止の連続。それなりに楽しかったけど、、、そう、はしょってしまうくらいの高校生活だったんです。
自分のライブとか、るうずを本格始動させたり、アルバムがタワレコに初めて置かれたなぁとか、あの3年は私にとって濃くてあっという間だった最強の思い出だけど、高校生らしい思い出はほぼzero〜。

学校という世界

そんな毎日で関わる人は家族と、パソコン越しのよく知らん先生、そらちゃん、ライブに来てくれる人、アイドルやミスidの友達。今思うと私は狭い狭いコミュニティで生活して、あとは音楽制作、制作、制作、制作、でした。高校三年間がなかったら今絶対にここまでみんながこのノートにアクセスしてくれることも無いだろうし、映画を作ることも無いだろうし、なんなら音楽を続けているかも怪しいです。だからと言って後悔が無いわけではなく、今も、男女混合グループの卒業旅行に劣等感を抱くし、制服ディズニーが出来ないことを嘆く。学校という文化からあんなに離れたかったくせして、うまくあの場所で輝きたかったなぁなんて思うこともある。人間とは“もし”に想いを馳せてしまうもの、だよね。

映画ができるということ

だから、今回は高校生の学園ものを作ることになって、すごくすごく救われた。私の“もしも”をすくなめの脚本が、役者のみんなが、映像にしてくれる方が、快く手伝ってくれる人が、クラファンに大切なお金を払ってくれていた誰かが、この映画を楽しみに期待してくれている君が、叶えてくれているような。私の今も“もしも”も肯定してくれているような、そんなあたたかい気持ちになります。そして私は青く燃えています。絶対に期待を裏切りたくないのだ❕(いい意味ではたくさん裏切るけどな)こんな気持ちにしてくれてありがとう。

映画を作るということ

狭い世界で自分と対話していた高校時代。全て一人でできるという過信と、一人でしないといけないという思い込みで立っていたあの時。でも私の価値って。芸術って。そんなことではないのだと今わかってきたのだ。

映画は絶対に一人では作れない。色んな人にお願いして、協力してもらって、初めて一つのものになると知った。この映画に関わる人の人数はざっと100人を超えるかもしれない。クラファンをしてくれた現時点の人は70人。高校の3年で関わった人数の10倍近くの人の力を借りて、私は映画を作る。中三で行かなくなった学校の教室を借りて撮影をする。着なかった制服を可愛い女の子たちにきてもらって、出来なかった20歳での成人を物語で叶えるのだ。


最後に

今現在(4月22日19時時点)853956円がクラファンに集まっている。本当にすごい。すごすぎる。私の頭にしかなかった音楽をたくさんの人が聞いてくれるようになって、それを聞いてくれたうちの一人である監督のすくなめの、その頭の中にしかなかった脚本を、太郎物語の2人が、たまなつが、そらちゃんが、たくさんのキャスト陣が現実にし、まだほんの3行ほどしかお話のわからないこの映画に、こんなにたくさんの人が期待してくれている。すごすぎるよ。
100万円という大きな目標にこんなに近づけていて嬉しい、そしてそして、達成したいという気持ちもまた人一倍強くあります。皆さんが私たちに託してくれた大切無いお金は一円も無駄になることなく、映画製作をしていきますので、その期待の100倍のものを期待していてください。(それすらもこえます)

もう本当に最後の最後です。魔法少女、二十歳の誕生日を少しでも気になって応援してくれる方はこちらからお願いします❕3000から面白いリターンがたくさんあるのでぜひサイトを覗いてみてください❕

長い文章でしたがここまで読んでくださりありがとうございました❕​


追記。。。

映画を作るって尊敬してる気持ちが1番大事だなって感じた。わたしはその気持ちをちゃんと表現出来ているかな?思ってるだけじゃなくて、本当に関わってくれたこと、応援してくれてること、協力してくれてることに心から感謝してる、敬意を表したいです。それを作品で100億倍にしてみんなに届けたいです。
本当にたくさんのことを負担させてしまっている、すくなめ監督。わたしは映画のことは全くの初心者なので本当に色んなことを任せてしまっています。本当にありがとう。すくなめからはめちゃくちゃに苦しみながら楽しむ!ってことを学んでいます。全力で楽しむことは時に苦しんでるということなのかもしれないです。何度も書き直して何度も良くなっていく脚本を見る度に驚かされます。いつ寝てるのかの心配はあるけど、それもすくなめの才能です!そして主演を務めてくれる太郎物語のお2人。2人の舞台を見て本当に感激して、わたしの一緒にやりたい!の一言でかなり過酷なスケジュールやハードな撮影に明るく協力してくれて、それだけじゃなく、どうしたら良い作品になるか一緒に考えてくれて、本当に感謝しています。映画をしっかり上映してちゃんと恩返ししたいなぁ。そしてたま夏っち。すくなめと私がサイゼリアで、あさみ役やってよ!!と半ば強引にお願いしたのにも関わらず。あんなにあさみにぴったりな人ってやはりたま夏しかいないなと感じます。夕方から忙しいのにほんとにありがとう。そしてそらちゃん。演技もした事もなければ今まで関わった映画は映画Themovieだけだというのに、本場のスゴい人たちで囲ませちゃって、すまないな。でも、合宿でものすごく演技が上手になっていてたくさん役について考えてくれてありがとう。
学校のシーンに出てくれるミスiDをはじめたくさんの女の子たち、ありがとう。みんなが参加してくれるおかげで女子高の話を作れます。やりたい!と言ってくれてありがとう。カメラをしてくれる廣田さん。ほんとにほんとに大変なスケジュールなのにやってくれてほんとにほとんにありがとうございます。こんなに素敵な映像を撮る方にお願いできたのがほんとに嬉しくて、今から楽しみです。先生役や親役をしてくれる大人の俳優さんたちもものすごくカッコよくてその役にしか見えないです。あーとにかくみなさん、楽しみにしててください。
そしてほんとに重ね重ねになりますが、、、あなたです!わたしの作るものを楽しみにしていてくれてありがとう。わたしもわたしを楽しみにできます。期待しててください!






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