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#4 幼少期の記憶をたどり、今の問題点や欲求を見つける

【※この記事は、Voicyでの音声配信をまとめたものです。】

自分がより心地よくいれる環境を選んだ方が、
結果的にみんなハッピー


幼少期の経験が今に与える影響を知るワークショップ

私は、普段人間についての研究をしてるんですけど・・・

人がどういった経験や環境で、どういう変化をして行くのか。
幼少期のことがどのように影響して行くのか。
感情について、そしてそれを表現することについて、などなど。
人にまつわるいろんな研究をしてるんですけど、

その一環で私自分もそういったワークに参加することがあるんですね。

例えば、
子供の頃の記憶から紐づけていって、
その後の行動にどう結びついて、どんな価値観になったのか
自分自身で調べたりするんですけど。

それをすることによって、
今の自分に必要な物、不必要なもの、
今自分が抱える問題にどうアプローチしていけばいいのか

クリアになっていくので、
これはみんなもやったらいいんじゃないかな?ってね。

こんなワークショップがあるなんて、
普通知らないし、知ることもないと思うんですけど。
でもこれは何気に誰にでも当てはまって、
みんなが楽になれるようなことな気がして。


体験した感想

で私が、今回やっていく中で最終的に思ったのが

子供って実は、すごくいろんなことを見て感じていて。
どんなに良い環境であっても、どんな選択をしても、
やっぱりその中からみんな
何か自分に足りないものを見つけてしまうんだな、と思ったので。

だったら大人は
自分がより心地よくいれる環境を選んだ方が
結果的にみんなハッピーなんじゃないかなっていうことなんですね。

参加者みんなの過去の話や、
考えたこと、思い出したこと、記憶を紐解きながら
そこをどんどん開けていくんですけど・・・

みんな根本一緒じゃない?

っていう感覚になったんですよね。

すごく良い環境で育った方も
ちょっと大変だった方も
その人の環境の中での引っかかっている記憶が何か必ずあって。

で、それを避けるために
どう行動するかって無意識のうちに考えて・・・
極端にいい子になる場合もあれば、
すごく自己アピールをする場合もあるし。
まあ、何かしらの行動に変わっていくんですよね。

両親が互いの価値観を否定する姿は強烈に印象に残る。

みんな、大小、様々な思い出や記憶があるんですけど、
ほとんどの参加者の記憶の中から
両親がもめている姿、誰かについての悪口、怒っている姿、
が出てきて。
やっぱり印象にいつまでも残ってしまうんだなーって思いましたね。


私の場合、
両親の価値観が極端に違っていて・・・

母親は外国人で敬虔なカトリック教徒。
善とか悪とか正しさっていうものに対して頑なで。

一方、父は変わった日本人で、
社会に物申す!じゃないけど・・・
常識を疑ってかかる?当たり前と思わない、受け入れない、
っていう極端な例です。
仕事もしてなければ、社会と交わるような行動も何もせず、
ただ自分の権利を主張するっていう。
謎な結構ヤバいやつだったんですけど、世間的に。

で。
母からしたら父は非常識、
父からしたら母は世間の言いなりで最悪、みたいな感じで。

母の言うことに従うと、父に否定され、
父の常識に従うと母に否定されっていう。

なんか自分のポジションが分からなくなる
どれを自分が常識として持っていいのかわからないっていう
戸惑いがすごく強烈に自分の中にあったことを思い出してきたんですよね。

それって結構どこの家庭でもあることじゃないかな?と思って。
ずっと夫婦仲がすごく良いとか、ピタッとはまる価値観って
そんなにたくさんはないような気がしていて。
やっぱり何か考え方で揉めたり、
ディベートしなきゃいけない場面ってやってくると思うんですけど。
それは子供にとっては強烈な体験なんだなっていう。

親が喧嘩してるのですら、すごく記憶に残る。
やっぱり揉めてると、
子供を自分の味方にしたい、じゃないけど・・・
「お父さんあんなこと言ってたけど聞いちゃダメだからね」とか、
「お母さんの言ってることは滅茶苦茶だからな」
とかって言われちゃう。
自分にとっては父親も母親もすごく大事で、
どっちも好きでいたいけど、
その片方の意見を否定されるような体験は
やっぱり心に残ってしまうんだな、と思って。

まあ、
私はその両親の考えが極端に違ったことによって、
さまざまな視点を得られたと思っているんで、
それはそれで良かったと思うけど。

でも今となっては
両親が無理して一緒に居る選択をしなくたって
よかったかもしれない、とも思うし。

大人が健やかな方が、子供に与えるストレスも少ない

参加者の話を聞いていく中で感じたこと

みんな少しずつトレーナーの方に誘導されて、
いろんな刺激を受けていくと
ある瞬間パカッと開いて、
全く今まで思い出したことないことを
急に思い出したりするんですけど。

みんな何かしらのシコリを持ってて
どうやっても100%最高の幸せってないなって思っちゃって。

もうこれ、子供の気持ちがどうこうって考えてもしょうがないな
って思っちゃったんですよね。
それより大人が健やかな方が、子供に与えるストレスも少ないと思うし。

まあ私、未婚で子供もいないんで、わかんないですけど、
自分がいつかそういう時が来たら、
割と柔軟な選択をしていいのかなっていうのは思いました。


過去を振り返り気づいたこと

私たち自身が必要としているもの、
欲しかったものを見つめ直すのは、
すごくいい時間だなと思って。

私は両親二人とも否定したくないっていう体験から
今でもすごく人に対して意見を言うことが苦手なんですよね。
意見を言ったとしても、逆の立場の方の考えも付け足して
何か逃げ道を作ることをしがちなんですけど。

それによって、自分の本当にやりたい事を飲み込んでしまったり。
流されちゃった方が衝突が起きなくて楽だな、
っていう選択をしたりするんですけど。

まあ、なんか今回こういうワークをやったことで、
私が恐れているものと欲しいものを
別のこととして考えよう
と思いました。

欲しい物と避けたいものを一つのこととして考えないで
別々の方法で切り離して考えることで
トライできるようになる事も多いなと。


まあ、そんな感じですね。
ということで今日は
今、私がトライしているワークから感じたことについて
お話させてもらいました。

私とあなたの明日がより素敵なものになりますように。
わがままに行きましょう。viviでした。

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