私の中で何かが動いた日
「理性が強くて頭でっかち」
今でも頼りにしている学生時代の友人に
わたしをひと言で表す表現として用いられました。
もちろん愛を込めて…ではあります😅
が、なかなかガツンと来た。
と同時に
「言い得て妙！」
と凄く納得 笑
理性が強いのは、
「こうあってほしい」
と、周りから求められている…
と予測されることを
いつも優先にしていたからのような気がします。
しかしそんな期待はただの思い込み><
自分が就職して仕事をするのは
生活するため(お給料を貰う為)と、
すっかり思い込んでいました。
ある日、上司に言われました。
「お前は5年後10年後どうなりたいの？」
キョトン…👀です
大人になっても将来を聞かれるとか、
全く予想していませんでした。
結婚とか何とか、
そういうライフイベント計画について
周りから突っ込まれる人は見た事があったけど、
どうなりたいって何だ？
みたいな感じ。
なので、自分の進路について
初めて真剣に考え始めたのが20代半ばです。
今を後悔しないように生きよう、
いつでも「面白かった！」
と死ねるようにしようと考えていて、
精一杯生きてるつもりだったのに・・・
楽しく過ごしているのは今この瞬間のみで、
未来は見ていなかったんですね。
まして人としてどうなりたい、
なんて考えたこともなく。
ずーっと分からないまま。
そのうちに友人たちもどんどん結婚や出産を迎え、
時間を共有する日々が減ってきて。
不定期で仲間と行っていた旅行も、
新しいご家族がいるため、
誘われるのも誘う事も当然減ります。
仕事では今まで通りで、
資格の勉強は会社の推奨するものを。
「大人になっても勉強してるなんて偉いわ～」
とか、時々やりとりする友人に言われていましたが、
考えなくて良いことを実行していただけ
↑強制ではない中で受験していた自分を、
今なら褒めても良いかも。。。と思えます^^
海外旅行も、家族がいる人を誘えないな…と、
無意識のうちに諦めていました。
そして悶々とした日々を何年も過ごしたのち、
ある本に出会いました。
昔から小説等の本は大好きだったのですが、
上司に「どうなりたい」と問われた頃から、
ビジネス系の本を読むようになり、
手に取った本。
＼『ファーストクラスに乗る人の発想
どういう思考の人が乗ってるんだろう…？？✨
”お金が自分にさせようとしていることをしよう”
ズキューン( ﾟДﾟ)〉💘 笑
歩合の仕事をしていたので、
20代前半はうまく資金計画が出来なかったものの、
後半くらいから
・ボーナスが出たら半分は使っていい
・何に使ったか分からないような使い方はしない
というマイルールの中で過ごしていました。
完全に、
「何に使おうかな？？」
のマインドだったんです。
ここから方向転換開始。
30代半ば。
今ならまだまだ身体は元気！
ならばやりたいことを誰かの都合を考えず、
自分でやってみよう、と。
勤めていたのは、4月に決算賞与が貰える会社。
3月終わり～4月頭ごろに読んだと思うのですが、
直後のGWのNY一人旅を決めました。
海外はツアーしか行ったことがなく
無知なものですから、
賞与額の3倍近い金額かかりました
↑賞与が安いのもあるけど💦
でも今までのルールは無視です。
そこじゃない！と 笑
ツアーで必ず連れていかれる
お土産店やDFSに全く興味が無く、
興味がない場所で時間を潰すのが本当に嫌で。
その時間をしたい経験に回そうと決めました。
ツアーではなく、
行きたいところへ行く完全セルフ旅。
結果は滅茶苦茶面白かったです。
人と一緒なら見逃していただろう場所に気付いたり。
一人旅同士で現地集合して一緒に食事。
自分のチキン具合が
自覚を遥かに超えていたり。
英語が出来なくても、
ヤバい橋を渡らなければ
どうにかなる事が分かったり
自分だけなので疲れようと何だろうと、
目的の為にどんどん歩くのも自分次第。
一人では入れないお店のときには、
ひとり旅仲間を見つけて待ち合わせ。
ご飯しながら楽しく会話して情報交換。
また約束する事もあるし、
別の国で会おうと話したり、
帰国してから交流が続いたり。
その後は流れ次第。
一人旅はずっと1人だと、
これまた思い込みだった事に気付いたんです。
風前の灯火だった心に、
キャンプファイヤーかと思うほどの🔥が！笑
何になりたいかは分からなくても、
何をしたいかは分かる。
その中で動けば何か見えてくるかもと、
この旅行をキッカケに動き始めました。
結果、興味が湧いてもチャレンジしたら続かない、
楽しくないこともいっぱいありました。
けど、それらが見えたのは収穫
今はまだまだ、
やりたいことを見つける途中段階。
これから何が見えるのかな～。
ビビる気持ちは消えないものの、自由の身。
自分に出来ること、やりたいこと。
少しずつでも、カタチに出来るようにしたいと思います。
あ、ちなみに。。。
20代半ばにはピンと来ていなかったインテリアの仕事。
30を超えて建物の設計に異動したことで、
実は凄い好きなことだったと気付けました。
色々経験を増やすだけじゃなく、
少し離れてみたりするのも大事な事なんですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？