他者飼

何も届かないのは知っているから
何も信じられないのもわかっているよ
だから居眠りをするんだ

耳の奥に響く狂鳴
どこか心地よくて
私は時の流れが好きだ。

何があるとか何かが待っているとか
そんな希望。
どこか薄い色をして見えるんだよな。

虹色の空は本当にあるの?

褒められた指先はあたたかい気遣いから。

自分が楽しくなきゃ
強くなれないんだ。

自分を忘れなきゃ
楽しくないんだ。
でも自分を持ってなきゃ
噛みしめられないんだ。
立っていられないんだ。

自分の心に池をつくって
その中で罵声を泳がせる
自由だから心地良いよ。

足を組んで見つめた現実に
そのままを望んで待った部屋

大事なもの。大切な人。

壮絶な自分との葛藤

今があるというトンネルの先。

クライマックスは

君が中心で
全てでいいんだよ。と言う

もう一人の君だ