見出し画像

OECDと客単価と日本

A
デンマーク
ポーランド
チェコ
オーストリア
スイス
フランス
ベルギー
ルクセンブルク
オランダ

B
ロシア
北朝鮮
中国
韓国

A と B それぞれ何のリストでしょうか?


日本の生産性は先進国の中で
下位の方で

その要因はさまざま語られるが

ほとんど指摘されていない重要な要因がある。

ちなみに実は
Aはドイツの隣国

Bは日本の隣国
です。

そしてそのうち太字がOECD加盟国です。

先進国の定義は線引はおそらく難しく
色々できるであろう。一つとして日本政府の見解である
OECD加盟国が先進国であるというのがある。

韓国はかろうじて唯一日本の隣国として太字であるが

それすら国連の定義する先進国においては韓国が
新しく追加されたのは本当にごく最近のことで
それまではそうではなかったのである。


先進国は基本地理的にヨーロッパに一箇所にかたまって分布している
日本だけ、孤島状態にあったという特殊な状況下にあった。

日本の生産性の低さの土台は
結局の所そこにあるのだと見ている。



隣国とは、地理的に近いので
貿易相手国になりやすい
つまり顧客なのだ。

ドイツの周りには金持ち国しかない。
つまり、もう客単価が違うのだ
それはドイツに限ったことではない。
オランダにとっても同じようなものだ。

ただし日本だけはその限りではなく
周りには、新興国ぐらいまでしかいなかった。

このことはとても本質的で
にもかかわらずこの指摘をみたことがあったでしょうか?
顧客の悪口はありえないからしょうがないで済む話ではない。

原因が伏せられてて、改善のための手が打てるでしょうか?


以前に使用した式でも一応確認すると

輸出客単価×個数
なので

やはり単価次第なのだ。

それだけではない
輸入もお隣さんからだと安いので
国内の単価も引きづられて低いのだ。

かなり確度の高い話だと思っている。

同じヨーロッパでも
北欧は、より安定していて
アジアやアフリカと隣り合う
南欧東欧では、経済危なっかしい国が多い。
というか、どちらとも隣り合うギリシャは真っ先に先進国から落ちてしまった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?