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良いインフレとは?デフレは悪いと言われてきたのにいざインフレの兆しがあるとインフレ懸念だ!となるけど

これに関しては
インフレはインフレでも
丁度いいインフレに限る
という話で終わるのかもしれない。
          おわり
                               制作NHK

なので以下は蛇足です。

そもそも物価に目標つけるのは
失業率を限界まで抑える
つまり
労働者の稼働率を最大化するためである。というのが定説らしい。


日本経済の癖としては
慢性的に供給が過剰気味な点だ。

良く言えば安定供給
あるいは機会損失ゼロ

これをそうではなくインフレにするべきだというのは
一つには、過剰に作ってしまったものを
有効活用しようという発想だ。
つまり需要を拡大することで全部売り切ってしまおうというものだ。
これが実際に世界的に行われた(ている)経済対策だろう。
需要の拡大として具体的には、消費者の購買力を
上げるために、給付金やら減税やら最低賃金引き上げなど。
なにより規模の経済とも相性が良いし。

これの欠陥はどこにあったかといえば
地球資源は有限であるということだ。(一定期間に資源を掘り運び出せる量は有限)
余剰の有効活用どころかむしろ足りなくなってしまっている。
過剰と不足が混在とも。
混在しているので経済のアクセル踏んでも
ブレーキ踏んでもどっちも地獄

結果、機会損失が発生したり、
負担増で消費を抑え、むしろ売り残るかもしれない。

物量的に矛盾をしているのになぜ世界はこれで成り立っているのかといえば
捨て石作戦を使っているからだ。誰かを犠牲にして捨てることで矛盾を
相殺しているのが現状なのだろう。


そこで方法としてもう一つには
有効活用以前に
はじめから要らないものまでつくるなということだ。
余剰が生まれないように
あえてすこし不足気味にすることで売れ残りゼロにしようとするものだ。

そのための技としては

在庫(供給のための)があるのと、
在庫を確保する時間や能力があるのとでは等価
であるというのを利用する。

例えばオムレツがあるのと
オムレツをつくる時間があるのとでは
同じ効能がある。
オムレツではなく、つくる時間の方を仕込めば
時間のたった不味いオムレツは発生しないという論理。

これは、天然資源の事情に
経済を寄り添わせる方式とも言える。

このアプローチの経済のあり方を開発検討したらいいのではと思うのだ。



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