見出し画像

教える事は教わる事

2021/12/25
今年も、もうすぐ終わろとしている。
振り返るとやはり、今年の1番の思い出の出来事は神戸で展示会に参加した事です。
展示会の名前は【源👁️展~はじまりのはじまり~】
12/10-12/13の4日間、私達は『Flora Artist Gallery』という、神戸でも北野異人館街に近くとても美しい通りにあるギャラリーでエキシビションをやらせてもらいました。

私達というのは、Mr.都市伝説として知られるタレントの関暁夫さんのもとに集まった『情熱クラブ』。その中でも、特にアート好きな仲間達で構成された『情熱クラブ アート部』の特に西日本在住のメンバー達の事です。(東日本のメンバーも私達の前の週に個展を東京で行いました。)

この展示会は、会場探しの段階から、企画、宣伝、会場設営、搬入、搬出、開催期間中もスタッフとして在廊、会計と、全て自分たちで、0から1を作る経験として行われました。
もちろん、展示会ですので、1アーティストとして、自分の作品作りもあります。

私は、この展示会が決まった時に、できるだけ多くの事に関わって、展示会が成功するように働こうと、心に決めて挑みました。

その中でも、1番気合いを入れて挑んだのが、ワークショップでした。しかし、最初の段階では、そのような事を全く想定していなかったので、展示会が終わったあと、自分でも意外な働きをしたなと感じております。

九州kids達の作ったミニクリスマスツリー⛄🎄✨

概要としては、素人ばかりの展示会で、入場料をいただくので、来てくれたお客様が何か楽しんで帰って貰えるようにと考えて用意したのが、今回のワークショップでした。

私が主に担当したワークショップは
★『レジンでキーホルダーを作ろう』と、
★『松ぼっくりでミニクリスマスツリーを作ろう』の
2つで、両方とも実は作った事は無い物で、まずは試作品を作ってみて、それを人に教えながら作ってもらう事が出来るのか…という事を確認する事からはじまりました。練習として、主婦の妹とその息子である小学生の甥っ子に、まずはワークショップを受けてもらい、だいたいの想定時間内に作品を作ってもらう事ができたので、手応えを感じました。

✨妹と甥っ子作のレジンのキーホルダー✨
✨ワークショップ会場✨

レジンの方は材料購入のみで、なんとかそのままワークショップを行えたのですが、もうひとつの『松ぼっくりでミニクリスマスツリーを作ろう』は、まずは松ぼっくりを拾いに行く所から始め、松ぼっくりを洗って、干して、色を塗る…という作業を行わなければいけなくて、緑色に塗るには、まず白い下地を塗って、その後緑のペンキを塗るという作業が必要で、1週間ほど松ぼっくり塗り職人として、部屋にこもって80個以上の松ぼっくりに色を塗りました。
自力では目標の松ぼっくり個数が集まらなかった為、他のメンバー達も手伝ってくれて、最終的には私が北九州市の『めかり』で拾った松ぼっくりと、京都御所で拾った松ぼっくり、奈良と大阪の境の山で拾った松ぼっくり、愛知の松ぼっくりと、さまざまな場所から集まったバラエティー豊かな松ぼっくり達が仲間のお陰で揃いました。

地味な作業😅
緑と白と茶色を用意✨


大の大人達が一生懸命松ぼっくりを拾いに行って、色を塗って用意してくれた事を考えると、なんだか笑ってしまいますが、そのように準備されました。
そのほか、土台と松ぼっくりを針金で繋げる為に穴を空けたり、土台も絵の具で色を塗ったり、飾りのリボンをたくさん結んだ状態の物を用意したりと、なかなか下準備の多くなりましたが、実際にお客様にミニクリスマスツリーを作ってもらうと、皆さん個性豊かで、色んな発想や表現でツリーを飾り付け、完成させてくれて、見ていると、集合知のようないろんな情報を与えられるなという事に気がつきました。
本当は自分は、説明も下手だし、対人間に緊張するタイプなので、人に何かを教える事を、自ら進んではやりたいと思わないタイプなのですが、意外とやってみると、何かを一緒に完成させる事により、より個人と仲良くなれた気がしたし、楽しいと感じている自分を発見する事ができました✨

Kids達が作ってくれたミニクリスマスツリー⛄🎄✨
甥っ子も九州から遊びに来てくれて
このツリーを作ってくれました☺️✨
埼玉まで大事に運んで下さって、お家に飾って下さってる
かわいいクリスマスツリー⛄🎄✨
お母さまのお誕生日に花を添えたと後日談で教えて下さったクリスマスツリー⛄🎄✨
自由な発想で飾って下さったクリスマスツリー⛄🎄✨
刺激的な出来映え❗
ナチュラルテイストなお客様のクリスマスツリー⛄🎄✨
やはり、お人柄が出てます☺️✨
大きなパールの上に小さなパールを乗せて
雪だるま⛄を表現✨アイデアが光る作品🎄✨
もはやクリスマスの概念を覆すクリスマスツリー⛄🎄✨
天才Kidsの作品です✨

いろんな年齢のいろんな人びとが、魅せてくれた作品の数々、私は段取りを説明しただけで、本当に皆さんから教わった事が多かったです。『それぞれの人に、それぞれの宇宙がある』って言葉を垣間見たワークショップとなりました。
本当にワークショップで宇宙を見せてくれた皆さま、どなたの作品もとても素敵でした。ありがとうございました✨



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?