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部活orクラブチーム、メリット・デメリット
中学生以降もサッカーを続けていくには、部活orクラブチームの選択肢があります。だいたい小学5年生ぐらいから、なんとなくまわりの友達や保護者間でも話が出てくるのではないでしょうか。
それぞれの環境について、メリット・デメリットがありますので、参考にしていただけたらと思います。
部活のメリット
学校内で活動するので、移動がなくサッカーができる。
同じ学校の仲間だけで行うので、人間関係を築きやすい。
試験前は活動が休みになることが多いので、勉強時間が確保できる。
金銭的な負担が少ない。(遠征や試合も県内が多い)
部活のデメリット
顧問の指導者(先生)の当たり外れがある。
良い指導者(先生)に出会えても異動することがある。
その年のメンバーによって、チームの力が大きく変わる。
公式戦以外で強豪チームとの練習試合などが組まれることが少ない。
部活の最大のメリットは、学校内で活動できるため、授業終わりに移動がなく、サッカーができることです。
しかしながら、部活は基本的に学校教育の一環ですので、良くも悪くもサッカーへの熱量がバラバラな子が集まる可能性があります。
また、私立や指導を外部へ委託している学校以外は、指導者や環境面などはクラブチームと比べると劣ります。
サッカー経験があり熱心な先生がいる場合は良いのですが、逆に競技経験のない先生が顧問になる場合もあります。
クラブチームのメリット
サッカーへの熱量が高い子が集まる。
専門の監督・コーチに指導してもらえる。
公式戦や練習試合の機会が多いので、実力が伸ばせる。
活躍次第でJクラブや強豪高校のスカウトの目にとまりやすい。
クラブチームのデメリット
帰宅が遅くなるケースが多く、勉強時間がやや取りにくい。
レベル差についていけなくなり、情熱が失われる可能性がある。
土日は試合や練習が入るので、家族との時間は取れなくなる。
遠征や合宿が組まれることが多いので、金銭的な負担が増える。
クラブチームはサッカーが上手くなりたいと思っている子が集まりやすく、専門の指導者からサッカーを教えてもらえます。
また、部活と比べると公式戦や強豪チームとの試合機会も多く、サッカーの実力をつけることができます。
しかしながら、サッカーへ費やす時間が増えるため、目標や意思がない子はついていけなくなることもあります。また、金銭的な負担は部活と比べると増えます。
クラブチームでサッカーを続ける場合は、候補チームの練習会や説明会などに参加したり、練習試合や公式戦の試合を見学に行くことをお勧めします。
良いクラブは、クラブ運営や選手育成に対してきちんとした方針があり、3年間の費用等も事前に教えてくれますので、気になる点があればコーチに質問してみましょう。
中学生年代の環境選び
最後に
ジュニア年代までは、学校や近所の友達と楽しくサッカーする子が多いと思いますが、中学生以降は違います。
本人がこの先どうなりたいのか、サッカーをどのレベルでやりたいのか、その気持ち次第で選ぶ環境は変わってきます。
様々なご家庭の事情があると思いますが、まずは本人の意思です。小学6年生の春ぐらいから、徐々にお子様と話をしてみてください。
中学生にもなると、ある程度自分の決断には責任を持たせても良いと思いますので、本人に決めさせることが良いかと思います。
大人の階段を登っていく最初の段階ですが、良い意味で大人扱いしてあげて、成長を後押ししてあげましょう。
Vitaサッカーアカデミー代表
久保田健太
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