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VTS ファシリテーターへの道 第一歩

今日は講義の第一日目だった。

VTSという組織にしてもオンラインでのコース開講は史上初ということ、コロナは災いではあるけど、ことこれに関してはパラダイムシフトを起こしたとも言える。

アメリカに複数回行って講習を受けないと取れないと思っていたこの資格、15年以上前にこの教育を知ってからずっと憧れていた。

さて今日の朝8時、緊張した、クラスメートは10名、医学部の博士課程の女子と私を除くと他は皆どこかの美術館の学芸員だった。

自己紹介の時「私は英語のネイティブスピーカーじゃないので、聞いたり読んだりの理解は早いけれど発話が遅くてみんなに迷惑をかけるかもしれない、ごめんなさい」と言っておいた。

その後すぐに2人づつのブレイクアウトルームへ。そこで自分のVTSに対する思いを話し合った。画面に「後1分でブレイクアウトルームは終わりです」のサインさが出た時、私のペアである私少しだけ年上と思われるテキサスの学芸員の女性が言った「あなたの英語は全く問題ない、だから、『ごめんなさいね』なんていう必要ないわ」

上気して中1の息子にこの話をした。喜ぶだろうと思っていた、私は嬉しかったし。さにあらん、彼は言った「ほんまや、そんなこと言わなくていいのに、なんでそういうかなあ」

自信のなさを「すんませ〜ん」って保険に変えた母の姿に、彼は気分を害していた。「オカン、アメリカで卒業してきてて、30年も教えてて、なんでそういうこというか、俺にはわからん」

胸がちくっとした。

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