売れる心理学⑤『類似性の原理』
『類似性の原理』
人は自分に似た相手に好意を持つ。
人間は自分と似ている人に好意を持ち
同じ価値観や考え方、
趣味や嗜好の合う人と一緒にいることで
楽しいと感じたり安心感を抱きます。
自分に似た人と一緒にいることで
自分自信を否定されることなく
むしろ肯定してくれるため
居心地よく感じます。
相手に合わせることなく
そのままの自分を認めてもらえる存在のため
人間は自分と似た人に好意を抱きます。
これが「類似性の原理」です。
人間には根本的に
得か損かで行動の判断をしており
自分にとって得になるような人と
一緒にいる行動を選択し
損になるような人は敬遠をしていきます。
自分に似た人であれば
相手に合わせる必要もなく
相手に嫌われないようにと
あれこれ考える必要もなく
自分に似た人を無意識のうちに選んでいます。
だからこそ相手との間に共通点があると
一気に距離感が近づきます。
コミュニケ―ションを行っていく上で
自分と相手との似ている部分を探すことで
一気に好感を上げることが可能になります。
ビジネスに活かしていくなら
自分の「理念」「価値観」「情熱」
などの思いを伝えていくことが大事です。
人は人に集まってくるもの。
「思い」や「考え方」に共感して
人が集まってくるからこそ商品は売れます。
人間は根本的に自分に似た人に好意を抱くもの。
だからこそ「価値観」や
「思い」を伝えていくことで
同じことを感じてもらい
そして好きになってもらう。
そこに信頼関係が生まれていきます。
むしろ価値観の合わない人を
引き寄せる必要はありません。
同じ価値観の人に支持してもらうこと。
人は人に集まるものなので
ビジネスにおいては
何よりも「人」を
魅せていくことが大事です。
そして同じ価値観を持った人を
集めていくことが重要な要素。
なぜこの商品を作ったのか。
どんな人に手に取ってもらいたいのか。
誰のための商品なのか。
しっかり伝えていくことで
共感してくれる類似した人が集まり
好感を持って応援してくれます。
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