今話題の「成人教育理論」セミナー講師の【教えるがスキになる】体験型学習が記憶に残るワケ
みなさんこんにちは!!
今を生きるメンズナースです🤗
今回は、前回に引き続き成人教育理論を活用して「教えるがスキ」になる参加、体験型指導について紹介していきます!
※途中に「へぇー」とか「なるほど」などみなさんのお役に立つ場面がありましたらいいね♡を頂けると励みになります!よろしくお願いいたします🙇♂️
まず前回のおさらいです😊
指導の場面において重要なポイントは大きく4つでしたね!
①効果的なコミュニケーションを行うこと
②背景に配慮した指導を行うこと
③双方向性と挙動管理のもとで指導を行うこと
④体験型、参加型の指導を行うこと
上記4つ覚えていただいてましたでしょうか?😊
今回は、前回詳しく説明できなかった
③双方向性と挙動管理のもとで指導を行うこと
④体験型、参加型の指導を行うこと
について説明していきます🤗
それではいきましょう!
まずはじめに「双方向性」とはなんぞやっ
てところから説明いたします!
コミュニケーションにおける双方向性とは
一言で言うと
「相互理解」
のことです😳
一方的な指示や指導、伝達だけにとどまらず、
相手側の認識や理解度、意見を拾い上げた上でコミュニケーションを行うことが双方向性のコミュニケーションです。
医療の慌ただしい現場では特に顕著ですが、
一方的に指示をして「きちんと指示しました」
一方的に指導をして「時間とって指導しました」
一方的に伝えて「ちゃんと伝達しました」
みなさん指導の場面を思い返してみてください🤔
受け手側がどう認識していたのか、理解度を確認したり、伝達内容を復唱してもらうことができていれば防げたコミュニケーションミスはたくさんあると思います😂
このような一方的な指示、指導、伝達はコミュニケーションではなく、発信側のただの自己満足になってしまいます😭
こんなに考えているのに自己満足か、、
と残念に感じるかもしれませんが、そうではありませんよ😀
「相手のことを考えているからこそ気づけた」
そこをポジティブに捉えていきましょう😊
また、これに挙動管理が合わさると相手の理解度や心理的状態を考慮した上でのさらによいコミュニケーションが取れるようになります!
挙動管理とは、相手の動作や仕草、反応、心理的状態を客観的に見て判断し、判断に基づいたレベル、状況に応じた対応をとることです。
少し難しく感じますが、一言で言えば
「相手の目を見て話そうね」ってことです😊笑
相手の目を見ていれば、説明に対してうなづいたり、目が泳ぐなど理解の状況を読み取ることができます。
実際に、医療の現場おける双方向性コミュニケーションと挙動管理を用いた場面で考えてみましょう!※( )は挙動を意味しています。
指導者「〇〇さん、今日は初めての採血よね。よろしくね」
新人看護師「(そわそわ・・・)よろしくお願いします!」
指導者「(表情が硬いなぁ😂)どう緊張してる?」
新人看護師「はい、そうなんです。緊張しています😂」
指導者「(やっぱりねぇ)緊張しているのね。でも大丈夫よ。【血管が動かないようにしっかりと皮膚を伸展させること】と【穿刺角度を鋭角にすること】この2点だけ気をつけてやってみて。」
新人看護師「(大きくうなづいて)はい。【皮膚の伸展】と【鋭角】ですね。やってみます!」
指導者「(理解できているようね)じゃ、いこっか😃」
このように双方向性のコミュニケーションを行うと、「お互いの理解があって成り立っている」ことが見て取れます😊
これが双方向性の「相互理解」なのです!
相互理解ができれば、お互いがお互いの状況を理解した状態で安心感や信頼感を持ちやすくなり、エラーの予防にも繋がります😊
挙動管理下で行うことでさらによい相互理解が生まれますので
ぜひお試しください🤗
双方向性と挙動管理が理解できたところで、次は体験型、参加型の指導について説明していきます🤗
まず体験型、参加型の指導とは
①実際に体験参加しながら知識をつけていく指導
②学習過程において複数の感覚を同時に刺激することで、記憶の保持率を上げることができる指導法
のことです!
実際にどのように進めていくかと言いますと
【体験型・参加型指導の進め方】
①明確、簡潔に強調ポイントを提示する。
②まず体験参加させ、相手の個別性に合わせる。③自身に自己評価させる
(振り返りの習慣、課題発見力を身につける)
④問題点、修正点があれば答えを導く。
⑤再度体験させて成功体験を与える。
ここでのポイントは
【強調ポイントを提示する】
【答えを導く】
【成功体験を与える】
ことです!!
「自分でできた😳‼️」
と思える指導ができれば記憶の保持率は
なんと!!
80%!!
と言われています🤗
では最後に前回の記事で紹介した内容と合わせて振りかえりましょう‼️
①効果的なコミュニケーション
→非言語的コミュニケーションの活用と傾聴が重要‼️
②背景に配慮した指導
→背景を把握して、個別性に合わせる‼️
③双方向性と挙動管理
→挙動に注意し、コーチングを行う‼️
④体験型、参加型の指導
→印象強く、最後に成功体験を与える‼️
以上4つの指導技法について紹介しました!!
もうこれがわかれば、基本的な指導は行えます😊
考えながら教える自分に理論が備われば、指導される側だけでなく、指導する側も成長することができるのです😊
実際の現場で活用いただくとさらに教えることに興味が湧いてくるのではないでしょうか🤗
指導する立場の皆様が「教えるがスキになる」
そんな素敵な状況を想像しながらこの記事を書かせていただきました。
最後までご一読くださり本当にありがとうございました‼️
※途中に「へぇー」とか「なるほど」などみなさんのお役に立つ場面がありましたらいいね♡を頂けると励みになります!よろしくお願いいたします🙇♂️
次回【おもしろいほど人が育つ指導法】について紹介させていただこうと思います🤗
では、ありがとうございました!!
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