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お手伝いの効能

子どもにお手伝いをさせると、良いことがたくさんあります。

  1. 親子のコミュニケーションになる

  2. 段取り力が身につく

  3. 「役割」を与えられる

  4. 自己有用感が育つ

  5. 安心して失敗できるから、レジリエンスが延びる



1.親子のコミュニケーションになる

一緒に料理を作ったり、お片づけを親子で競争したり、単純に楽しいです。年齢に応じてハンデをつけるのも楽しい。
上手になってきたらハンデを薄くすると、子どもも「自分の成長」を感じられます。

2.段取り力が身につく

特に料理では、「冷やすものを先に」「煮えにくいものから切る」などを、親が口に出して言うことで、なにごとも優先順位が大切なことを、子どもが自然に身につけます。
遊ぶ前に学校の準備、などは「料理と一緒だよ~」と言うと、納得してくれたり。

3.「役割」を与えられる

なにか一つでも、子どもに役割を与えて、それをしっかり果たしてもらうことで、子どもが自分の「役割」に責任感を持ってとりくめます。
この役割化する内容は、簡単なものが良いです。子どもが自分一人で取り組め、継続できるもの。
靴をそろえる、お花の水をかえるなど。
そして、毎日ほめる、がセット。 当たり前にはしない。

4.自己有用感が育つ

自己肯定感に似て非なる言葉、自己有用感。
私は役に立つ、人のためになにかをしてあげられるという思いは、自信につながります。
「他人になにかをしてあげて感謝される」経験をした子どもは、自然と「自分にできる役割」を探すようになります。

5.安心して失敗できるから、レジリエンスが身につく

お手伝いなので、「大失敗」ということはありません。 失敗しても大丈夫という思いは、チェレンジ精神に繋がります。 失敗しても、リカバリすれば良いこと、困ったときには誰かにSOSを出せば良いことを、子どもが覚えるにも最適です。

おまけ

最後に、ホントのちょっとしたライフハックを。 子どもがお手伝いをやりたがらないとき。 「このお手伝い、あなたにはまだちょっと難しいかもしれないね」というと、子どもはムクムクやる気を出します。 敢えてハードルをあげてみる、試してみてください。


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