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No.10 両眼視機能検査 【検査3番】【自覚検査/乱視検査 引出し①クロスシリンダー】
【3】自覚検査
自覚屈折検査とは、被検者にいろいろなレンズを装用し、その際の視標の見え具合を尋ねながら屈折異常を測定する検査方法です。
この検査は、いろいろなレンズを装用した際の見え具合の違いを判断する検者の能力にかかっています。
例えば、被検者の知性、理解力、経験、疲れ、誤差を識別する能力など屈折異常と関係ない要素が自覚的な判断の正確さを損なうことが少なくありません。
よって、被検者に適した方法で安心感を与えることにより信頼が得られ検査も順調に進めることができます。
また、検者が被験者の反応に敏感に対応することも自覚屈折検査には、重要なポイントです。
例えば、ある方法で検査が順調に進行しない場合は、いち早くそれを察し他の方法に切り替える必要があります。
そのため検者は、いくつかの検査方法や検査テクニック(多くの引出し)を身につけておくことが必要となります。
■単眼検査
オートレフ値が連動されているならばレフの数値が自動にレフラクターにセットされます(球面度数/乱視度数/乱視軸)。
この状態から最高視力が得られるまで球面調整を行います。注意しなければならないのが調節を刺激するような度数を入れてはいけません。(大きな過矯正(完全グリーン)からの球面調整)レッド・グリーンで赤と緑の文字が同じ濃さに見えるように球面調整を行います。
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【乱視検査手法 引出し①】
1、クロスシリンダーによる乱視検査/通常の乱視検査(旧メガネが乱視有りでレフ値などで確実に乱視あると判断できる場合)
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