『さきみの部屋』②③問題解決の必須アイテム!「事例性」のレンズ
みなさま、こんにちは。VCラボのさきみです。
今年は春らしい日が少なかったですね。
新年度初めの慌ただしさも落ち着いてきて、本格的に仕事に向き合える時期になってきました。
今の仕事内容や仕事の取り組み方、職場環境についても、いろいろと気づくことが出てくるかもしれません。環境変化などに適応しようと頑張った心身の疲れも出てくる時期です。
そこで、第2回、第3回の『さきみの部屋』では、自分の仕事や環境、部下や社員の仕事や環境について、よりよくしたいと思うとき、状況把握に非常に有効な「事例性」の視点について、ご紹介します。
問題解決の必須アイテム!「事例性」のレンズ
「事例性」の視点は、職場のメンタルヘルス問題に取り組む際、「疾病性」という”病気か否か”という医療的な判断の視点と対比されます。「事例性」では、”職場で問題となっているか否か”に着目するため、病気か否かだけではなく、職場の問題が病気によって生じているのか否かと、より大きな枠組みで状況をとらえていきます。
この特徴が、物事を俯瞰したり、真の問題を捉えたり、さらには問題だけでなく良いところも見出したりすることにつながります。
VCラボでは、「事例性」の視点は、職場環境改善のためだけでなく、多様性が当たり前となり、個別性が尊重される社会のためにも重要な視点だと考えています。
ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、みなさまにもご関心を持っていただけると嬉しく思います。
それでは、動画で詳しくご説明します。
第2回『事例性』レンズ -いろいろ見えてくるレンズ-
第3回『事例性』レンズの力 -強み発見!-
■さきみのプロフィール
ビジョン・クラフティング研究所 シニアコンサルタント
臨床心理士・公認心理師・1級キャリコンサルティング技能士
お問い合わせ先:https://www.jes.ne.jp/form/contact