あなたの人生はあなたのもの
『やった後悔は日に日に小さくなるけど、やらなかった後悔は日に日に大きくなる』
林真理子さんがこのように言っていたそうだが、40代も半ばになった今本当にそう思う。もしタイムマシンで過去に戻ることが出来るとしたら24歳の自分に会ってこう言いたい。
『そのまま突っ走れ!』
20代の時のその無謀さや無知さが逆に強みになった。本当にうまくいくかなんてわからない。だけど、動かなきゃ何も始まらない。
悶々としながら日々をなんとなく過ごすのは時間の無駄。山の頂上を目指したいのに麓をぐるぐる回ることに時間と労力を使うのは、人生の時間がもったいない。人生=命なのだ。
山の頂上と言っても、一般的にいういわゆる地位や名誉の成功がしたかったわけではない。自分にとっての幸せが何か?ということだ。
キャリアも欲しい、結婚もしたい、子育てもしたい、というなら特に女は時間がない。やりたいことを実現したり、自分らしく生きるそんな未来のために、時間を無理矢理でもこじ開けスケジュールをパツパツにすることだと思う。
女性だから、ということに言い訳をしない。自分もいずれ突入していく老後は医療にも介護にも、当然生活すべてにお金はかかってゆく。人生を決めるのは会社ではない。まずは自分の意思からだ。
世間や他人が決める、これが普通という声には一切耳を傾けずにあなたがオーダーしている理想の人生に向かってただただ走り切る。安定は自分のお城の中に磐石に作ったらいいではないか。
他人の視点で人生を歩まないこと。他人に決断を委ねていると、常に迷いが生まれてうまく行かなかったときに、他人のせいにしたくなるからだ。
私は会社を辞め、起業を目指すというときに(正確には、もう辞めると会社に言っていた)母親と言い合いをした。
『高卒のあんたじゃ、絶対に入れない会社なんだからね!』
『5年働いてみたけど、ずっとここで働きたいと思わない!自分の人生は自分で決めさせて!』
『勝手にしろ!!』
今思うと、好きにさせてくれたことが有り難かったし、親の言うことを全然きかない娘に育ててくれて本当に感謝しかない。
しかしまあ、このやりとりで私は逃げる場所を失った。縁を切ると言われたわけではないけれど、自分の中ではもう成果をつくらなれば会う顔がないとすら思い、前進するしかなくなったのだ。
うまくいかせるまでやるしかないと腹をくくった瞬間だった。
決めている人は強い。人生の主役は自分なのだ。
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