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女が実家を出た方がいい理由 2

演歌歌手であり女優の森昌子さんは著書『母親力』の中でこう言っている。

18歳になったら強制的に実家から出して独立させる

経済力があろうがなかろうが、そんなこと自分でなんとかしろと執行するのだそうだ。それは、

子供達を『メシが食える男』に育てる為。

森昌子さんの息子さんで『ONE OK ROCK』のボーカリストTAKAの世界的な活躍は説明する必要もない。

森昌子さんが、自分の息子に対してきっとできるはずって思えるのは、ご自身が13歳で芸能界デビューし早くに自立したからであろう。自分だってやってこれたんだからあなたにだってできるよ、って信じられるのだろう。

いつまでたっても子供が親のサポートがないと生活できないこと自体が親不孝だし、甘やかした親の方も過保護と言えるだろう。スパルタ教育などと言われているらしいが、どう考えても母親の強くも美しい愛としか思えない。

実家を出たほうがいいと思う理由は、たくさんあるが特に思うのはこれ。

自分で決断し、物事を進めていく力がつくこと

毎日は決断の連続だ。これをやる、やらない。全てが選択の積み重ねで、選んだ以上はその責任は自分でとる必要がある。

長いこと実家暮らしをしている女性のほとんどは自分に自信がない。実家にいると自分で選択をする機会がガクンと下がる。

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今日何を着るか、とか小さな選択はいいにしても、人生での重大な方向性を決める時に親がやいやい口出ししてきて、結局、自分がどうしたいのかの判断がブレる。

それを繰り返しているとしまいには自分が選ぶことはお母さんに喜ばれるだろうか?と挑戦や冒険することよりも親の評価ばかりを気にするようになってしまう。

母親が気にいるかどうかを自分の人生の軸にして将来を決めていたとしたらいったい誰の人生なのだろう?もしかしたら母親も自分の親にものすごく干渉され続けた人生だった可能性は高い。母親の劣等感を引き継ぐ人生で果たして自分が納得できるのだろうか?

多少の摩擦があったとしても、そこは押し切って進むべきだと思う。

お風呂のぬるま湯に浸かっているところを想像して欲しい。身体が温かくならないのはわかっているのに、そこから出るとそれ以上に寒くなるから億劫になって動けなくなるのと似ている。

つづく



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