新商品・新サービスを出す方へ、最後のアドバイス
最近ちょくちょく話題に上がる『マイナンバーカード』。今朝のニュースに出ていたのですが、カードの発行枚数が累計で１億枚を突破したそうです。
現時点の国民の保有枚数は１億枚には到達してないみたいですが（本人の死亡や自主返納などがあったので）、それでも、ここまでカードが普及しているのが意外でした！
あなたはマイナンバーカード、お持ちですかね？？
やはり2023年にあった『マイナポイント』のサービスが、普及を後押ししたのかな〜！？
まぁ、結構額としては大きかったですからね。ちなみに、私もその時期に取得しました。
広めるためのやり方
大手企業が商品・サービスを広めていく際にも、この国がやっているマイナンバーカードの普及と同じように、お客様にとにかくあの手この手を使って広めていきます。
例えば、
ポイントの付与（小売店の電子マネーなどに多いやり方）
体験会などへの招待し、プレゼントを渡す（建設業界の住宅展示場への来場者に行うやり方）
お試しをしてもらい、その後値引きを行う（車の販売等に多いやり方）
様々なクーポンを発行し、来店を促す（飲食店に多いやり方）
などなど。このように聞くと、あなたも少しは「ああ、あそこはこうやってるな〜」とか浮かんできたりするではないでしょうか？
このように、国も大手企業も新しい商品やサービスを広めるため、あの手この手を利用してお客様を惹きつけることをしています。
ということは、我々中小・小規模企業もそこは頑張らなければならない！ということ。
ですが・・・資金面でも、ブランド面でも、人員の面でも、あらゆるところで圧倒的に不利な中小・小規模企業では、同じようなことは絶対にできません。では、どうすればいいのか？？
小さな会社のジャイアントキリング
「ジャイアントキリング」という言葉をご存知ですか？
意味は、弱いものが強いものを倒す！という言葉で、日本では、モーニングという週間漫画雑誌に連載され、2010年にアニメ放送された『ジャイアントキリング』というサッカー漫画で広まった言葉です。
我々のような小規模企業が大企業に勝つ！というのは、このジャイアントキリングをする！ということ。このジャイアントキリング、略して『ジャイキリ』の１番の方法をお伝えします。それは・・・
常識の反対をやってみる
ということ。
少し具体的な例をあげてお伝えします。
例えば、多くの飲食店では、自社の商品・サービスの改善のため、お客様からのアンケートを行なっています。あなたもファミレスとか行った時に、机の上に置いてあるアンケートハガキをみたことあるではないでしょうか？？
ですが、そう易々とお客様は協力してくれるわけではありません。ですので、多くのお店で、『アンケートにご記入いただいた方の中から、抽選でプレゼント！』ということを行なっておりました。
そこで、以前とある飲食店さんで、このようなやり方の逆、つまり抽選ではなく、必ず！もらえる方式にしたのです。
具体的には、お会計時にアンケートにお答えいただいた方に現金キャッシュバック！ってことをやったわけです。
もう一つ、これは弊社で扱った事例ですが、チラシを使った事例です。
通常のチラシは『商品を広告する』ことに重きを置いております。
例えば、住宅販売なら新築住宅や中古住宅を、衣服を扱う会社なら自社で扱っているブランドものの衣服をチラシでアピールするわけです。
え？何を当たり前のことを言っているんだって？？
そうなんです、この『当たり前』と逆のことを弊社ではクライアントさんと一緒にチラシで表現したのです。
そのやり方は、商品・サービスの売り込みは少なくして、その商品・サービスにとって理想的なお客様に向けたお手紙！という要素を強く出すという広告です。
これはかなりの反応結果が出ました。
１例をあげると、約2000件に対してチラシを配布したところ、１ヶ月以内の反応が12件、半年後までに合計25件の反応が得られました。すごいのが、1年後にも反応があったというとこです。
※弊社へのご相談等は、初回60分無料コンサルティングを行っておりますので、お気軽にお申し付けくださいm(_ _)m
ものすごく流行ったもので言えば、TikTok。
これまで動画というものはある程度の尺がないとダメだと考えられてきましたが、TikTokはその逆、本当に短い動画で心を掴み、こんなにも広がりました。
同じような例で、YouTube。
動画はプロが作るもの！だからテレビみたいには流行らないよ。と思われていましたが、全くの素人が作る動画YouTubeが全世界的にここまで流行しております。
このような形で、あなたのビジネスでも『常識の反対をやってみる』ことで、一気に商品・サービスが爆発的に広まったりします。
ぜひ、あなたの業界の常識を打破するために、今行なっていること１つ１つを見つめ直し、『これって当たり前と思ってない？じゃあ、この逆を考えてみたら・・・！？』という思考をしてみてください。
そこに、あなたのビジネスが業界で１歩も２歩も先をいくヒントが隠されています。
それでは、次回もお楽しみに〜
滝原雄太
株式会社ビジョン・コンサル代表取締役
ヒント作りマーケッター、コンサルタント
クライアントを支え、多くの人に世の中を伝え、「嫌なことにこそあなたの人生のヒントがある！」ことを一人でも多くの人に伝えることを役割として日々活動中。
最近では、オンラインでのセミナーも定期的に開催中。
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