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中小企業の時代が到来!

本日は七夕!
娘も、保育園で短冊に願い事を書いて飾っていました。
あなたも何かお願い事を書きましたか??

写真はイメージです。

そんな七夕のお願い事ですが、最近のデジタル化の流れを汲んで、こんなサービスもあるようです。

こちらのサービス、SHINSEMA株式会社さんが運営するサービス『結MUSUBI』というサービスの一環で行わているものです。

※『結MUSUBI』については下記のサイトをご参照ください。

アナログでもデジタルでも、自分で好きな方を選択して物事を楽しめることはすごくいいですね^ ^

なぜ日本はこんなにもアメリカと差がついてしまったのか?

多くの方は、これからのデジタル化の流れをよくご理解いただいていると思います。
そんなデジタル化の流れが見え始めた2000年代初頭、先見的な方は、次々とIT化を進めるための商品・サービスを打ち出して行きました。

ですが、どうしてここまで日本はアメリカに差をつけられてしまったのでしょうか??

20代以下の若い世代は歴史上の話って感じかもしれませんが、40代以上の我々世代からすれば、日本は世界で2番目の経済大国(GDPランキング)でした。
それが今では中国に抜かれ、ドイツにも抜かれる始末・・・

なぜここまで差がついてしまったのか??これを紐解いていくことが、これからのビジネスを予測するヒントにもなります。

その原因として考えられることは、まず、(1)人口の問題が挙げられます。つまり、日本は少子高齢化社会に突入していったから、どんどん差がついたのだ!というもの。

確かに日本は少子高齢化社会に突入して行きましたが、でもまだそこまで人口は減ってはないし、それだけでこんなに差がつくとは思えません。それに、人口の多さがポイントであれば、ドイツは日本よりも人口が少ないので、原因とはならないことが明確にわかります。

次に、(2)生産性の向上がうまくいってない!ということが挙げられます。つまり、国民一人頭の稼げる量を機械化やIT化をうまく利用して上げていこう!ということ。
これは、国民1人あたりのGDPが、日本は世界で37位、韓国が36位、台湾が38位と並んでいる位置にいることから指摘されています。

また、今現在、国としては生産性向上のための経済的な支援策をたくさん打ち出してきています。人口減少社会に突入し、かつ人手不足の中で、我々中小・小規模企業が生き残っていくためには、この生産性の向上は必要!というのもよくわかります。

ただ、この話は、国民1人あたりのGDPをもとにしております。この計算って、単純にその国のGDP(国内総生産)を人口で割ったものなので、必ずしもこの数値が高いからといって、生産性の向上にうまくいっている!とは限らない!ということです。

※上記は今年度から始まった中小企業省力化投資補助金のサイトです。

次は、(3)円安による影響。どうしても世界基準となる数字はドルで表されます。つまり、各国のGDPもドルで計算するので、現在どんどん円安が促進している日本としては不利!ということですね。

確かに、円安の影響はあるかもしれませんが、それだけでこんなにも差がつくとは考えられません。そもそも、30年以上ほとんどGDPが上がっていないことに最大の原因があると思われます。

日本の名目GDPの推移(兆円)※出典:内閣府

日本って国は、国策の国

我が国は本当に昔から『国策の国』でした。海外の新しいものは基本的に民間から根付いていくのではなく、お上からの発信でした。
いくつか例を挙げると、

  • 飛鳥時代から奈良時代にかけ、中国から入ってきた仏教を広める。特に聖武天皇の時代に全国に国分寺・国分尼寺を建設。

  • 戦国時代から江戸時代初期まで、民衆から広めようとしたキリスト教は失敗。

  • 明治時代の文明開花は本当に国策。

  • 戦後の民主主義、自由主義もアメリカからの要請と国策による教育。

  • そして、戦後の高度経済成長を支えたのも、アメリカへの支援や1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博といった国の行事がきっかけ。

このように、時代の変革を行い、それを後押ししてきたのが、日本という国では『上からの支持』という面が非常に大きいわけです。

これは、国民の気質もあります。
「しょうがないんだ・・・」と日本人の多くは思える方が多いので、逆に言えば、『上からの支持』だと良くも悪くも全身しやすい!わけです。

これが、アメリカや西ヨーロッパの国では、上からの支持なんかに簡単には従いません。
だからこそ、民間からどんどん新しいものが出てきて、それを取り入れていくわけです。

これからは中小・小規模企業の時代

今、日本はアメリカ型の民間からどんどん突き上げていく考え方に変わろうとしています。
もちろん、そのためには国による『投資』だけは必要ですが。
それでも、この情報多様化の時代。国策でやるのには無理があるとわかってきたのだと思います。

にもかかわらず、オリンピックをやり、万博をやろうとしてますが・・・笑

そんなタイミングだからこそ、面白い技術や、ここにしかない商品・サービス、柔軟な思考を持っている人材、スピード感ある対応などなど、本当にメリットしかない!中小・小規模企業が輝く時代なんです!!

ぜひ、あなたの商品・サービスもどんどん情報発信をして、広めていってください!

それでは、次回もお楽しみに〜

滝原雄太
株式会社ビジョン・コンサル代表取締役
ヒント作りマーケッター、コンサルタント

クライアントを支え、多くの人に世の中を伝え、「嫌なことにこそあなたの人生のヒントがある!」ことを一人でも多くの人に伝えることを役割として日々活動中。
最近では、オンラインでのセミナーも定期的に開催中。


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