「スピードと効率の果てに・・・」人を育てるとは?

こんにちは。
ビジョンプロジェクトの我那覇です。
NOTEへご訪問ありがとうございます。

セッションや、コンサルティングをしていると、
人材育成をしていますね。ってよく言われます。

ですが、やっている私は、決して「人材育成」をしている感覚は
全くありません...(笑)。

むしろ、「人材育成」という言葉が
あまり好きではありません。


話しは変わりますが、
今の仕事で求められることは、

■スピード
■効率化

という言葉をよく聞きます。

確かに、競合が増えて、
モノが溢れて、
他社との差別化を図る為、
薄利な状況で利益を増やす為には、
スピードも効率化も、とても重要だと思います。

しかし、その一方で確実に失っていることがあるのでは無いでしょうか?

特に「人材育成」においては...。

スピードと効率化を目指した結果、

■マニュアル主義になり、
■学歴・資格優位になり、
■機械化になり、
人材育成というよりも、人を均一にすることを
目指しているかのように感じます。

それを「人材育成」と呼んでいる空気を感じます。

私が「人材育成」という言葉が好きではない理由もそこにあります。

人を育てるのは、
スピードを上げる為でも無く、
効率化を図る為でも無く、

【 その人の人生を豊かにする 】

ことではないでしょうか?

瞬間的な結果を求めるよりも、

その人自身が、
自分の人生を考え、
自分の幸せを考え、
自分の幸せの為に、チャレンジし、成長する。

それを促すのが人材育成のように感じます。

今のビジネス社会においては、理想論のように聞こえるかもしれませんが、
私はそうあって欲しい。そうありたい。と願っています。

人として生まれ、
人同士で切磋琢磨し、
そして、人として終える。

その人生のストーリーを豊かにする為に、
学校があり、
会社があり、
社会がある。

と思います。

一時的な結果の為の育成は、
人材育成では無いと思います。


そういう私も、人材育成が出来ているか?と
聞かれると、全く出来ていません(笑)。

ただ、私と一緒に仕事をしてくれている仲間には、
そう接していこうと日々がんばっています。

人の人生を幸せに、そして豊かにする人材育成が拡がると
もっと社会が幸せになると信じて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?