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「あいつ」アカペラおとなの子守歌
前回に続いて、ジャズミュージシャンの平岡精ニさんが書かれた曲「あいつ」を歌います。 昭和33年に旗照夫さんが歌われヒットしました。 私は昭和36年生まれですから、当時を知るよしもありませんが、この曲を私に教えてくれた知り合いの年配の男性は、その頃二十代の青春真っ盛り。 米寿を超えてもイケメンでダンディなその方の、恋の想い出話しや、 恋愛談義を伺うのが楽しみな私でした。 「あいつ、と言う曲を聴いてごらん。男心がわかるから」 と。 遠い目をして… 平岡精ニさんは、別れた彼女、ペギー葉山さんに伝えられない想いを、この曲に託したのだと言われているようです。 繊細な男の本音が語られた「あいつ」 是非聴いて下さいね。 (不定期ですが、レトロな歌謡曲やシャンソンなどを、夜遅い時間にアップする予定です。 おやすみ前に覗きに来て下さい)
「爪」 アカペラおとなの子守歌
昭和34年にジャズミュージシャンの平岡精ニさんが、ペギー葉山さんの為に書かれヒットした曲「爪」。 青山学院大学の先輩と後輩のお二人のコンビ。後に大ヒットした「学生時代」が有名ですね。 お二人は恋人同士だったとか? ネット情報ですから定かではありませんが。 「爪」には、何となくそんなムードが漂いますが。 そうだったら素敵だなぁ。 爪を噛む癖がある彼。 癖には、不安な心模様が現れるもの。 ねぇ 何か隠しているの? 私の声は子守唄みたい。 聴いていると、自分でも眠りに落ちてしまいます。 おやすみ前にでも、目を閉じて聴いてみて下さいね。 夢の中に、昔の恋人が現れるかも…
想い出のサントロペ アカペラシャンソン
「サントロペ」との初めての出会いは19歳の夏の日でした。 フランソワーズ サガンの「悲しみよこんにちは」を読み、小説の舞台 である南仏コートダジュールの煌びやかで小粋な雰囲気は、私を別世界へと誘いました。 カンヌ、ニース、 そして「サントロペ」 紺碧に輝く地中海を臨む、岬の上の別荘。 そこで過ごす2か月ものバカンス… 「サントロペ」との2回目の出会いは40代半ば。 シャンソンを歌い始め、コラ ボケールが歌う「想い出のサントロペ」を知りました。 一幕の芝居のようなこの歌に魅せられ、夏が来る度に歌い重ねています。 今では物語の主人公が、実在の人物のように思える程です。 夏の果ては、想い出を追いかけたくなる季節。 主人公の夏は、どんな夏だったのでしょうか?