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第一子が生まれた頃から意識していたこと

20数年前に、息子が第一子として生まれて、
乳腺炎になったのをきっかけに色々な育児書を読むようになりました。
井深大氏や松井るり子氏、シュタイナー&モンテッソーリ教育関連など、
図書館で次々と借りてきては読みあさっていました。
自分が知らなかった奥深い世界があるんだなあ、
自分はどんな子育てをしたらいいんだろうか、と思いながら。

その中で本のタイトルは忘れてしまったけど、
シュタイナーの本で、以下のような文章と出会いました。

・子どもの想像力を育てることが大切。
・想像力が育っていくと、最終的に相手の気持ちを想像する力となる。
・相手の気持ちを想像することができる人が増えると
 世界に平和をもたらすことができる。
このような内容でした。

「想像力ってこんなに大切なことだったのか」
たくさんの育児書の中で一番惹かれました。
その時から、
子どもの想像力を育むような子育てをしていこうと決めました。

それまでは、
早く文字を覚えたり数字がわかったりするのが良いことなのかな?
と漠然と思っていたのですが、方針がまったく変わってしまいました。

その時に特に参考にした本は
『親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育:
子どもの魂の、夢見るような深みから』
(ラヒマ ボールドウィン著、学陽書房)です。
赤ちゃんのおもちゃや遊びのヒントがいっぱいでした。

その本を見ながら、
夫と一緒に木で積み木を作り手作り人形キットで人形を作りました。
時々ニキティキやクレヨンハウスなどで木のおもちゃを買いました。
おもちゃを選ぶ時、母の私が一番ワクワクしていたかもしれません。

第2子の娘が生まれてからも、同じようにそのおもちゃで遊びました。
その後は子ども達が幼稚園、小学校に上がっていくのに合わせて、
木でできたキッチンおもちゃやレゴブロックなど
想像力をかき立てるようなもので、かつ子どもが喜んでくれそうなものを
探していきました。

小学校の中学年頃から、
シルバニアファミリーやデュエルマスターズなど
子ども達の欲しいもの、遊びたいことがはっきりしてきたので
親によるおもちゃや遊びの提案は徐々に終了していきました。

想像力を育てるお話は次回に続きます。


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